１．思ったこと
私はモチベーションビデオを作っている瞬間が好きだ。
マネージャーは選手みたいに直接点を決められるわけでも、ゴールを守れるわけでも、チームをプレーで引っ張ったり底上げしたりできるわけでもない。
頑張った結果は目には見えづらいし、頑張ってるねとかありがとうとか言われることもないし言われることを求めてるわけでもない。褒められることはないけど、ミスをすれば評価が下がる。
1年の最初のうちは新しくテーピングを覚えたり、スタッツがつけられるようになったり何もかもが新鮮なことだけど、覚えてしまえばあとは毎日すごく変わったことをやるわけではない。
でも飽きたなとかつまらないとか思ったことはない。
それは一つにはこのチームでは仕事をしてくれるマネージャー、じゃなくてこのチームの一人の部員としてこのチームにいると思えるからだ。
私がチームに何をできてるのかとか、このチームにいる意味はなんなのかとか思い悩んだ時期はたくさんあったけど。
自分の甘えが出て間違ったことや許されないことをしたこともあった。
でも間違ったことをしたとき同期はマネージャーだからっていう見方をすることなく、間違いを言ってくれたし、学年ミーティングではいつもマネージャーにも意見を求めてくれた。いつもほんと雑な扱いしてくるけど、うちの学年はマネージャーだからとかなくて同じ仲間、一人の部員として見てくれていた。
マネージャーを4年までやると決めたのは、1年生の新人戦期の時だった。
同期が一番上で頑張ってるときにそこにいられないのは違うと思ったからだった。マネージャーだけ3年で引退っていうのは、同じ仲間だとみなされていない気がしてすごく嫌だった。本当にこの選択が正しかったのか、チームに迷惑をかけるくらいなら3年で引退すべきだったんじゃないかと思った時期もあった。
でもやっぱりいま一部昇格が手に届くっていう状況に立てていて、そこに4年としていれてほんとによかったと思う。
自分がいまチームにいないとかもう想像もつかないし、あのときの決断は間違っていなかった、4年までやって本当によかったと思う。
マネージャーの仕事はさっき言ったみたいに基本的には単調なことだ。
でもつまらないとは思うことがなかった二つ目の理由は、誰よりも選手をそばで見ることが、どんな苦しい時も嬉しい時も一番近くにいることができて、この選手変わったなとか小さな違いもよく見えるからだ。
そういうマネージャー達が見てる小さな変化を、見て感じた想いを伝えられる手段がモチベーションビデオだと思っている。あのビデオはたった5分とか10分とかだけど、その5分には私だけじゃなくてマネージャー全員が写真を撮る瞬間に思ってることや、チームが窮地に立たされたときに思ってること、全員で掴んだ勝利の瞬間に思ってること全部が詰まっている。ほんとはあの5分だけに、試合の写真や一部の練習風景だけじゃ足りないし、この言葉は違うなって何度も書き直して、でもやっぱり完成したものを見てもこれじゃ足りないなって思うけど。
ビデオに書かれている言葉はありきたりな言葉だし、写真も試合風景ばっかりだから伝わってるかいつも不安になるので、ここであのビデオに入れられなかったことを伝えさせてほしい。
伝えたいことはただ一つ。
こういう言い方をすると少し外から見てるみたいな言い方になってしまうけど、4年間ア式のマネージャーとして一番そばでプレーヤーを見てきた私は、自信をもってこのチームは昇格すべきチームだと思うと言えるってことです。
どんな苦しいときも誰一人やめてしまうことはなかったし、
いつも朝早くきて練習してることも、
紅白戦のビデオも毎回欠かさず見てる人がいることも、
たまに紅白戦中に熱くなりすぎてしまうことも、
リーグ戦のピッチには立てなくても誰もが本気で勝ちたいと思って声を枯らして応援してることも、
もしかしたらそんなのどこのチームもやってるよ、当たり前だよって思う人もいるかもしれないけど、他のチームがどうとかじゃなくて、ずっと見てきた私は絶対にこのチームが昇格すると信じている。
金田さんが去年ブログで言ってたけど、サッカーの神様は本当にいると思う。
絶対に見てくれていると思う。
私はどうしても今年、このチームで昇格したい。
自分が4年間頑張ってきたからとかじゃなくて、4年間頑張ってきた同期を見てきたからどうしても昇格したい。
いまでもやっぱり4年まで残ってよかったって思ってるけど、一部昇格を決めてこの瞬間にチームにいれてよかったって思いたい。
２．最近の出来事
・長くてまとまりなくてごめんなさい。
・指が刺激と乾燥に弱すぎて切れまくり。ほんと痛い。
・たこやき食べ放題行きたすぎた。今週末のマネ飲みたのしみ。
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