2017年2月28日火曜日

自分像

前回のブログではチームのことを書いたので、今回は個人的なこと書きます。最後まで読んでください。

新チームが始動してから間もないが、それなりの手応えは感じつつある。去年と比べて格段に練習への取り組み方は変わったし、グラウンドは各々の意見が飛び交うような場になりつつある。自分のことで言えば、問題点を持ち出してそれを解決する作業なり機会がこれまでとは比べものにならないくらい増えた。もちろんまだまだ改善の余地は山ほどあるけれど、それらを1つ1つしらみつぶしにしていく実感こそが今の自分を自信づける1番の要因であると思う。特別なことはせず、自分の弱みに目を向ける。そしてそれを試行錯誤して解決する単純なプロセスこそが、うまくなる上で実は1番大事だったりする。

こんなこと書いてみたので今度は自分の弱みに目を向けてみる。今の自分に足りないものはなんだろう。それはまぎれもない「結果」だ。目に見える結果、チームに貢献できる1番の方法、試合を見ていない人にでも一発で評価してもらえる特効薬、具体的に言えばゴールとアシスト、これが今の自分に決定的に足りていないと痛感する。要するに選手としての「恐さ」があまりない。確かに来たボールをトラップしてさばくのは得意だけど、それを専売特許にサッカーを続けたところでどこまで上に行けるだろうか。最近そういうふうに思い始めてる。これは人によって考え方は様々だが、やっぱりサッカーの醍醐味はネットを揺らすことだし、それに直結するプレーに惹かれていくのだと思う。「高山がいるとボールが回る」じゃなくて「高山がいると勝てる」最近そんな自分像ができたので、少しでも近づけるようにまた明日から積み上げていきたいです。

最後になりましたが、開幕に向けて一足早く宣誓させてください。今シーズンはプレーでチームを引っ張ります。そして関東昇格します。

最近の出来事
みんなで恭平のおめでとうしよう


#32 高山修也

2017年2月27日月曜日

チームを引っ張る

関西遠征や最近の試合でBチームのキーパーとして出場していて思うことは非常にもったいないという事と気持ちに左右されすぎているなという事です。2つとも根本的には同じで、Bチームの多くの選手が試合中にリーダーシップを発揮できずに90分の間に何も変えられずに試合を終えてしまっていることです。相手の力が弱いときは雰囲気も良く、声を出しながら様々な修正やチャレンジをすることができています。しかし、甲南大学の時のように格上の時や市立の時のようにチームが失点したときに自分からチームを変えようとできる選手がいません。自分がキーパーだから大量失点するのは当たり前だと思っている人がいるなら謝らないといけませんが、せっかく強い相手とやっているのに何も挑戦しようとせずに終わってしまうのを後ろから見ているのは非常に残念という言葉以外思いつきません。弱いなら弱いなりに必死に目の前の相手と闘えないならいつまでも格上とされる相手に勝てるようにならないし、苦しいときに踏ん張らずに目の前の状況を受け入れ続けるなら絶対成長できないです。声出して元気よくやりましょうとかいうことじゃなくて、11人で行うチームスポーツである以上必然的に指示や要求の声が出るはずです。優勢の時に出来て劣勢の時に出来ないのはただ気持ちよくサッカーしている自己満足です。関西遠征で負けまくってもチームの雰囲気が悪くならないのはよいことだと思いましたが、一方でへらへらしていることにもっと危機感を覚えた方がよいと思いました。チームをこのような状況にしてしまって本当に申し訳ないです。チームを引っ張れるように成長します。だから普通にフィールドでサッカーしている人はもっと闘ってください。報われないです。      
苦しい時にその人の本性が出ると言いますが、その時にどれだけのことをできるか、どれだけ影響を与えられるかを高めなければこの団体でサッカーをやっている意味がないと思います。


最近の出来事

人生どこで間違ったのだろう


#31 根木俊輔

2017年2月26日日曜日

安物買いの銭失い

「安物買いの銭失い」という諺はたぶん皆知っていると思います。意味は改めて説明しなくてもわかると思いますが安物は品質が悪く買ってもすぐに壊れたり使えなくなったりして結局損をするというやつです。僕はあまり金持ちじゃないので結構けちりがちなんですが、結局この諺の言う通りだと後悔することが多く、世の中の真理を表しているなあと思っています。
例えば最近の経験だと関西遠征に行くとき交通費をけちって新幹線とかではなく安い夜行バスにしたら狭くてあまり寝られず、しかも翌日何故か熱が出るという目に遭いました。深井はすやすや寝てたのに。帰りは反省してちょっといいバスで帰りました。
  
この諺だけみるとどうしても「けちをすれば損をする」というネガティブな意味で捉えがちですが、これはもっと違う見方ができると思っています。英語では同じ意味の諺で”You get what you pay for”というのがあるらしいです。英語の方は日本語とは逆に自分が費やした費用の分だけものを得ることができるという、言っていることは同じなんだけど日本語よりポジティブな捉え方をしています。
個人的には英語の見方のほうが好きで、これは日常の全て、もちろんサッカーに関しても言えることだと思います。技術とかに関すること、ウエイトトレーニングとか食事とか身体面に関すること、怪我したら再発しないようリハビリする、とかも。こういうものにかける時間・お金・物などの費用は無駄にはならず、かけた分だけ将来自分のものになるはずです。

何か良いものを得るためにはそれに見合うだけの対価が必要であって、そこを妥協すれば大したものは得られない。かけるべきところには適切な費用をかけるべき。普段からけちって後悔してるだけに、このことを忘れずにいたいです。

最近の出来事
デビュー戦つらい
誰か一緒にいこ


#29 尾高洸祐

2017年2月25日土曜日

好きでいたい

関西遠征中のミーティングでの最初の質問はなんでサッカーをしているか?なぜこの部に入ったか?だった。みんなには答えやすかったかもしれないこの質問だけど、僕にとっては一番の難問だった。今までサッカーをしてきて漠然と考えていたこと、答えが出なかったことこそが多分、なんでサッカーをしているかだったんだと思う。
あまり人に話したことはなかったけれど、正直な話、僕はみんなに比べてサッカーが好きじゃない。もちろん嫌いなわけではない。サッカーは好きだ。でもサッカーが大好きで、サッカーをいつも楽しんでるんじゃない。自分のサッカー人生の大半は苦しい時間だった。苦しいというのも上にあがれないとか怪我とかそういうことではなくて、スタメンで試合に出られている時も元気な時もいつも苦しんでサッカーをしてきた。この間のミーティングの時はうまくまとまらなかったけれど、監督に怒られないように、ミスをしないように、そう思ってサッカーをしてきたというのが大きな理由なんだと思う
それでもサッカーが楽しい時はある。どちらが先かはわからないけれど、楽しんでいる時のプレーは大抵良い。
関西遠征中、色々と考えて試合に臨み、今日はこんなことを克服しよう、あんなプレーしてみよう、そんな風に思えた日や試合はいつもよりも楽しめたしパフォーマンスも少しは良かった。大教大戦の90分はいつもよりサッカーが楽しかったように感じるそれでも他の日は保守的な気持ちでサッカーをする自分のままだった。自分の良さを出したい気持ちよりミスをせずそつなくこなして試合が終わることを望んでいたと思う。
Aの選手は明らかに格上の相手と戦う機会が多い。それでもみんな自分のプレーができるし良さが出せる。技術、フィジカル、戦術理解度、色々差はある中で僕はこの姿勢の差を強く感じた。
「今は失敗してもいいからチャレンジしないとうまくならない」
岡谷さんにそう言われた。3つの理想にも挑戦の文字がある。
うまくいくかはわからないし、まだまだ難しいけれど本当の意味で挑戦を続けることがサッカーを楽しむ方法なんだと思う。
失敗しながら怒られながら成長していきたい。


最近の出来事
尾高のデビューがおめでたい


#28 下地政太

2017年2月24日金曜日

信頼

私はア式の人たちを尊敬してます。
大学生活いろんな選択肢があるなかで4年間部活をやることを決め、いろんな面で自分を鍛え勝つために真摯に努力する。部活の時間はもちろん、部活外の時間もサッカーが中心の生活を送る。朝どんなに眠くても9時までに起きる。ウエイトトレーニングに励み、きついラントレも頑張る。食事ではこれはいい食事かを考えて食べるものを選ぶ。オフでも決められたトレーニングをこなす。週末の試合のために最高の準備というものを突き詰める。何より、サッカーというひとつのことを長く続けているということ。
私だったら到底できないと思います。言葉にすると軽く聞こえてしまうけれど、それだけのことを続けられるということは本当に凄いことだと思います。入部してからずっと、プレーヤーの真剣にサッカーと向き合う姿をみてこの人たちと一緒に頑張りたいと思ってきました。
尊敬しているしプレーヤーに支えられているからこそ私はこのチームに相応しいマネージャーになりたいと思います。自分に対してもっと厳しくならないといけないと思います。
と同時に、部員全員を純粋に尊敬できているわけではないと思ってしまう自分もいます。私はサッカーについて素人だから技術については分かりません。トップの人たちをリーグ戦で見てうまい、すごいって思うこともたくさんありますけど、それはどのカテゴリーの試合を見てもどのプレーヤーのプレーを見ても思います。だからかは分からないですけど、私はサッカーの技術よりも、取り組みや姿勢に目が行きます。Aチームにいても、寝坊してたりウエイトやってなかったり体幹の始めるタイミングが遅かったりすると、ただただ残念に思うしだったら真面目に取り組んでる人がリーグ戦で活躍している姿を見たいと思ってしまいます。そんなプレーヤーを見るとこんな人たちのために自分は4年間を費やしているわけではないと思ってしまう時もあります。Aチームにいる人には姿勢の面でもさすがだなって思われる存在でいて欲しいし、Bチームにいる人にはAチームに姿勢では負けてないと自信を持って言える人であって欲しいです。
これは私が勝手にプレーヤーの姿勢を目に見えるところだけで判断して、プレーヤーの姿を勝手にモチベーションのひとつにしているからなので、読み流してしまっても大丈夫です。でも私は尊敬する気持ちがなければ信頼関係は築けないと思っています。
だから、こんなことをプレーヤーに対して思うと同時に、私もプレーヤーに対して恥ずかしくないきちんとした姿勢で取り組まなければならないと思います。プレーヤー同士よりも一緒に過ごす時間が少ないプレーヤーとマネージャーの間に信頼関係を築くには私たちは行動で気持ちを表現するしかないんだと思います。マネージャーがどんなにこの部を強くしたい、想いを強く持って意識を高く仕事に取り組みますとブログで書いたところで、私がミスをしたり遅刻をしたりしたら説得力がないし、信頼してもらえません。
このことを肝に銘じて、プレーヤーとマネージャーがお互いに高め合える関係、そして部員全員がお互いに強く信頼できているチームを目指したいです。

・冬オフは旅行にたくさん行って充実していました。春休みも充実させたいです。
あと5ヵ月で21歳になるのにいまだに高校生に間違えられるので茶髪にするか検討中です。



MGR 鹿嶋茜

2017年2月23日木曜日

自律、主体性

一橋ア式蹴球部に所属して三年目になる今シーズン、上級生としてこの部に関わるということで、今まで以上に考えて日々行動することが必要になる。このように言っても、具体的にどうしたらいいのだろうか。冬オフやシーズンインしてからも自分なりに考えてきた。しかし、理想像が構築されていくだけで現実的な取り組みはあまり浮かばない。

昔から自分から本気で取り組むということをしてこなかった。どこかに逃げ道を作りながら、失敗したときの言い訳を考えながら、無難にただこなすだけ。能動的というよりは受動的。後ろ向きの考え方。自分のこのような性格を嫌だと思う一方で、そこに落ち着いていることを受け入れている部分もあった。

しかし、変わらなければならない。後ろ向きではなく、挑戦を忘れない姿勢。逃げたり自分に甘えることなく自律する。受動的ではなく主体性を持って行動する。今シーズンの一橋ア式蹴球部の「理念・理想」を自分に投影したとき、現状の自分に足りないものが見えた気がした。そして、せっかく気づけたのならば行動しなくてはならない。3つの理想の中の個人の部分、「自律」「主体性」。ここを意識してつきつめる。そして持続する。

口で言うのは簡単であるから、自分への戒め、追い込みとしてブログにします。

最近の出来事
ハゲを気にするストレスでハゲる、負のスパイラル。
たぶん仮進に滑り込めました。


#26 神藤悠斗

2017年2月22日水曜日

当たり障りあるブログを目指して

上から目線で書きます。
  最近ブログで読んだような気もするけど、関東昇格を目標とする上で、ひいては、一部で戦えるチームを目指す上で、チームの底上げは必要不可欠なことだ。チームの底上げを実現するには練習の質の更なる向上が求められると思う。練習の質は、与えられたメニューに対しての個人の取り組み方で大きく変わってくる。そして、意識高く取り組む人が多い中での練習は、がむしゃらに個人で頑張るものよりとても価値のあるものになる。昨日ドスがブログで書いていたが、Aチームの人が多いグリッドでの練習は、技術面はもちろん、球際や切り替えにおいて、Bチームの人が多いグリッドでの練習より質の高いものになっている。実際に中でプレーしていても少し実感するが、以前、2部練をどっちも見学した時には、その差を強く感じた。技術というより練習の中で飛び交う指示や要求の声の多さとか運動量、特に、球際や切り替えに通ずるものだと思うが、ボールへの執念的なものが違うように思えた。ポゼッションの練習を見てると特にそうで、相手のボールを奪うために必死で相手の足元にまで強くいっているし、ライン割りそうなボールでも必死に残そうとしている。必死さと関係ないかもしれないけど、Aチームのポゼッションでは、ほぼラインを割ってるボールでも、全力でグリッド内に残そうとしていたり、素早く切り替えて奪ったりした後のボールは、サービス的な感じでプレー続行になることが多いような気がする。練習する上で、こういう気持ちでどうにかなるプレーは、カテゴリーとか関わらず、どこで見れても当たり前にしたい。
    圭吾さんがこの前円陣で、リーグ戦期間入ったら、苦しい試合が続くだろうこともあって、トップ中心にしか練習をできないかもしれない、と言っていたが、だとしたら今、平日の練習はカテゴリー関係なしでごちゃ混ぜでやってるんだから、もっとレベル高そうなグリッドで、文句言われながら練習する人が増えてもいいと思う。充実したものになると思う。試合中も試合後も、いろいろ文句言われてるドスが、濃密な時間を過ごせてると言っているんだからそういうことなんだと思う。もちろん声かけて全グリッドのレベルを高くするのが一番だとは思うけど。
なんにせよ自分も頑張ります。

最近の反省
こんな偉そうに書いてるけど、2部練見学したってのは、遅刻したためです。すいません。



#25 大山達也

2017年2月21日火曜日

一皮剥ける

ア式に入ってもうそろそろ1年近くが経とうとしている。僕はいま、この1年間で最もサッカーを楽しんでいる自信がある。

いま純粋に、サッカーがすごく楽しい。
それにはいろいろと理由があるのかもしれないけれど、僕の中では自分のマインドセットが変わったことが一番大きいと思っている。

先々週の火曜日、圭吾くんに
「ドス、一皮むけろよ」って言われた。

僕はこの1年サッカーをやってきて、自分の中でどこか「俺はもっとできるのに」ってずっと思ってた。でも全然結果はついてこなかったし、正直うまくいかないその現実を受け止めつつあった。

でも、圭吾くんにそれを言われたとき、
「あ、客観的にみても俺はまだ殻に閉じこもってるんだな」って思った。

僕はやっぱりどこか遠慮をしていたし、自分の成長を自ら無意識に制限していたのだ。

だからその週、できるだけトップの練習に混ざるように意識してみた。すると、いままではレベルが違うと感じてた部分が、実は思い込みが大きかったということに気づいた。
もちろんまだまだ自分が劣る部分はあるけれど、戦える部分が思ったよりもたくさんあることが見えてきた。

そしてなにより、一つ一つの練習の質が、悔しいけれどBの練習よりも断然高いことに気づいた。各々に対するプレーの要求レベルが高い。球際切り替えの意識が高い。サッカーに対する本気度が高い。

1回の練習では、これらの差は目に見える形で出てこないかもしれないけれど、その差が積み重なっていけばどうなるかは明白だ。

もっと上手くなりたい、いまはその気持ちがとても強くなっている。まだAに上がって1週間ちょっとしか経っていないけれど、この1週間はいままでのどの1週間よりも確実に濃密なものだった

たかが1週間。されど1週間。

僕はこの1週間で確実にサッカーへの姿勢が変わったし、自信もついた。そして思い上がりかもしれないけれど、ずっとAに居続けたいと思った。

この1週間が積み重なっていけば、僕のまだ知らないもう一段階上の世界が見えてくるかもしれないと思うと、とてもワクワクする。

一皮むけてやる。

いまはそう思っている。
周りのレベルは高いけれど、僕にしか出せない味を存分に引き出していきたい。


このブログは、偉そうだけど特に同期に伝えたい。

まだまだ1年はBにいる選手が多い。確かに周りは上手い選手が多いし、先輩たちは間違いなく偉大だ。でもそれを仕方ないと捉えてしまえばきっともうそれ以上の成長はない。ずっとこれからも現状のままだ。

自分も含め、1年生はもっともっとハングリーになっていいと思う。自分より上手い選手からもっともっと多くのことを吸収すればいいと思う。せっかくトップとプレーできる機会があるんだから、練習からもっともっと積極的に絡んでいけばいいと思う。

環境をどう使うかは自分次第だ。

みんなで一緒に一皮むけよう。


最近の出来事

森山くんへ

人の新しいスパイク噛むのやめてください。
もっと言えば、人の服で鼻をかむのやめてください。
更に言えば、覚えたことを僕で実践するのやめてください。



#24 藤井俊輔

2017年2月20日月曜日

意識

今日の三商戦で久しぶりにAチームの試合を観たが、自分が今プレイしているBチームとの差を見せつけられてとても悔しかった。もちろん個人技術とかもそうであるが、何より今自分たちが目指している「主導権を握るアグレッシブなサッカー」の根幹である切り替えと球際、特に切り替えでとても大きな差を感じた。例えばBチームでは自分も含めて相手にボールを奪われた時に守備に戻るのが遅かったり、ちょっと身体の強い相手に数人がかりでいっても止められなかったことがあったのに対して、Aチームの選手はボールを取られると感じた瞬間からまだ足元にボールを収めきってない相手に全力でプレスをかけたり、1対1ではしっかり身体を当てて対応して、簡単に抜き去られるようなことはほとんどなかった。
僕はこの違いは日頃の練習での意識の違いから来るんじゃないかと思った。Aチームの選手は毎日の練習で意識しているから試合でそういった行動が無意識にとれる者が多いし、Bチームの選手は練習で度々惰性でプレイしてしまったりして定着せず、試合でその惰性でのプレイが生まれてしまう人が出てしまう。もちろんそれ以外にも理由は色々あったりすると思うけど、僕は練習での意識が大きな差になると感じたし、このことを一時のこととして忘れず、練習に臨みたいと思った。

最近の出来事
唇の端は凄く腫れるし口内炎はできるし口周りが散々なことになってて辛い



#22 藤井拓郎

君の腕時計はデジタル仕様

1961年、ケネディ米大統領は上院議会で「今後10年以内に人間を月に着陸させる」との宣言をしました。

その直前にソ連が有人ロケットの打ち上げに成功したところでしたが、当時の米国はロケットを軌道に乗
せたことすらなかったとのことです。

普通に考えるとケネディ大統領の宣言は「馬鹿げている」と感じる人も多かったと思います。

しかし、「そもそもビジョンに根拠なんていらない」というケネディ大統領の演説に動かされた若者がNASAに入り、1969年アポロは月に到着しました。

ケネディの声に賛同した若者がNASAに入り、ケネディ亡き後ミッションを成功させる。つまり、アポロ計画は、優秀なリーダーの力だけではなく、個々の力が集まり、総和となって大きな力を発揮し成功させた、まさに「創発」の成果でした。


僕らのビジョンにも根拠なんていりません。

月に行けるかは僕ら次第です。

最近の出来事
何があろうと加賀を応援します。

小野間も応援します。


#21 松本絃輝

2017年2月18日土曜日

克ち方

 ミロのヴィーナスは手がないから、そこに想像の余地が無限にあって、その不在のおかげで魅力的になっている、みたいな文章を読んだ記憶がある。何かを始めたばっかりで、右も左もよくわからないときは、この先に何があるんだろうってすごいワクワクするんだけど、だんだんと、あ、こんなもんかって勝手に悟って、急速にさめていく。

 僕の人生は結構これの繰り返しで、何かにはまって熱中することはよくあるけど、大体すぐ飽きるし、たまに長続きすることがあっても、どこかのタイミングでさめてしまう。さめてしまったことを続けることはつまらないし、苦しいけれど、そこを我慢している間に、昔に感じていたワクワクがふと蘇ってくることがある。

サッカーはまさにそうで、あきたりはまったりを繰り返してここまできている。宗とかは、ほんとにそういう波がなくて、どうしたらそういうのなくせるだろうか、って考えてた時期もあって、色々工夫したけど、朝早起きするの嫌だなって思ったり、走り嫌だなって思う日だけじゃなくて、シンプルに練習嫌だなって日さえ、結局来る。

 だから、僕にとって、飽きている(楽しさを感じられない)ときにどれだけ自分に抗えるか、というのは昔からのテーマだった。そういうときに、きつい努力をすることで変化(進化)するって考えは、自分へのコンプレックスが強い僕にとって、ぴたっとくるものだった。

 その一方で、二年生くらいのころから、だんだんとこの考えの限界みたいなものを感じるようになってきた。楽しくもない練習をしても何も上手くならないし、プレーは消極的になるし、サッカーするのが怖くなっていく。だから飽きてる弱い自分を認めることが、自分に打ち勝つってことなんじゃないか、って考えるときもあった。

 それでも、弱い自分を認めるってことは、今までの自分の価値観とか積み上げてきたものを壊すみたいで、特に、他のものと違って、サッカーならつらくても我慢できるのは、サッカーが好きだからって潜在的に考えていた僕にとっては、それを否定するみたいで、どうしてもできなかった。

 「克」という、今年のスローガンを掲げるときに、果たして自分はこのスローガンに見合う人間になる覚悟があるのか、何度も考えたけど、正直自分のスタンスに自信がもてないまま今に至っている。

 自分の内面を言語化することはとてつもなく難しくて、僕が考えたり感じたりしてきたことは、もっと複雑でカオスで、あんまりうまくここに書けた自信はないんだけど、とにかく、弱い自分にどうやって克つのか、残り少ない時間のなかで、その克ち方を見極めて、スローガンを体現する姿を見せたいです。

最近の出来事
難波でタクシー使って秒で優勝しました

#20 佐々木錬

2017年2月17日金曜日

責任

関西遠征が終わった。A2の結果を見てみると全敗で終わった。ミーティングを重ねて、改善点は見えてきたけれど、この結果は当然納得いくものではない。そして、自分自身この結果に責任を感じる。この遠征中に奪えた得点はわずか2点。京大戦も攻めこむ時間が多い中で決めきれなかった。色々な原因が考えられるが、明らかに言えるのがオフェンス陣の責任であり、自分の責任である。

 今回のA2の結果に責任を感じるのはもちろんのことだが、これだけでなく感じるべき責任はいろんなところにあると思う。例えば圭吾さん、健也さんはこの部の結果全体に責任を感じていると思う。だけどトップチームが負けたことに対してどれだけの人が責任を感じるだろうか。練習の雰囲気が良くない時に責任を感じるだろうか。実際にトップチームが負けて、自分に責任があると感じられる人は少ないと思うし、全員がそう感じるのは難しい。ただ、自分たちが目指すのは関東昇格であり、それはトップチームの結果である。今回の関西遠征で関東昇格のために自分ができてることは何かそれぞれが考えたが、まずそれをやることがそれぞれの責任である。自分としてはまずトップ以外のカテゴリーの質を上げていくこと。つまりチームの底上げと練習の質の向上をしていきたい。加えて、自分自身がトップチームで試合に出て結果を出すこと。これが関東昇格のためにできることであり、やるべき責任があることである。

 トップに立つ人が責任を感じるのは当たり前のことなのかもしれないけど、それ以外の人も責任を感じられる場面は多くあると思う。1つ1つのことに責任を感じながら行動できるかどうかで取り組む姿勢が大きく変わると思う。練習にしても、練習の雰囲気やチームの結果に責任を感じていれば取り組みに対する意識が一段階上がるはずである。

 今は関西遠征のA2の結果に責任を感じているがトップが負けても自分の責任だとは思えない。でもそれはトップが勝っても喜べないことと等しい。主体性をもってこのチームを強くしていくということはそれぞれがチームの結果、雰囲気、状況に責任をもつことと同じだと思う。自分のプレー、自分のチームの結果に責任をもつだけでなくて、チームの雰囲気、チーム全体の結果に責任を持ちたいし、いろんなところに責任を感じて、それを練習、試合のプレー、行動に変換していきたい。


最近の出来事
最近楽しみなことが多い
加賀にも春が来るといいな


#19 小野間顕

2017年2月12日日曜日

遺産

最高学年になった。
ア式に入部してからの三年間、先輩方から多くのことを伝えてもらったと思う。技術も、姿勢も、想いも、一部の舞台も。本当に多くを遺してもらった。これらは、今後もずっと部の財産になっていく。だけど、僕たち4年は、ただそれを享受するだけじゃ足りない。引退までのあと9か月、僕たちには少しでも多くのことを遺して部に恩返しする義務があると思うし、遺していきたいと思う。今日は僕の遺したい遺産について宣言したいと思う。

 1.執念
 初めに、特筆すべき技術も、戦術知識も持たない僕は、このチームに執念を植え付けたい。ここで言う執念は、ボールを奪うこと、奪われないことに関する執念について。強いチームはここが圧倒的に違うと思う。僕が充分と言っているわけではないが、いい子ちゃんで育ってきた選手が多いためか、どこか遠慮している選手が多いように感じる。小学生の時に通っていたスクールのコーチの受け売りになるが、サッカーは格闘技である。球際では執念が少しでも弱いほうがボールを奪われる。赤星さんが仰っていたように、練習試合から相手にドン引きされるくらい闘う、それを練習から発揮する。それを僕が先陣を切って実践していく、周りに求めていく。そうやってチームの姿勢を変えていくこと。これが僕の遺したい遺産の一つ目です。
 2.ユニット
 次に、僕は、ユニットの進化を掲げたい。もちろん、ユニットの仕事をよりレベルアップさせることは重要になるが、毎年の仕事の積み重ね、反省がある以上レベルアップするのが当たり前である。僕が重要視しているのはユニットのメンバー全員が進化することである。その為にも、ユニットの仕事の意義や重要性を知る機会を設けること、下級生含む全員に仕事を割り振ること、自由度高く仕事をさせることによって責任感や主体性を持って仕事に取り組めるようにすること。これが僕の遺したい遺産の二つ目です。
 3.
 僕は、チーム全員がチームに対して、またサッカーに対して強い愛情を感じていられるチームでありたいと思っています。毎年、四年間をサッカーに捧げるために入部したはずのメンバーが何人も辞めていってしまう。別に辞めることが悪いわけじゃない。むしろ僕たちのせいだと思う。彼らにはこの部にいるモチベーションをなくしてしまう、サッカーが一番ではなくなってしまう何かがあって、それはこの部が問題なんじゃなくて他の選択肢の魅力が強くなってしまったからなのかもしれないけど、僕はこの部の魅力はそんなもんじゃないと思う。だから、僕たちが居場所を、存在意義を、帰属意識を、愛情を、感じていられるチームや関係性を作ることで、ただ辞める辞めないの問題に限ったことじゃなく、全員がチームにいることを、サッカーすることを好きでいてくれるようなチームを遺したい。
 4.
 僕は、4年として掲げたこのスローガンの姿勢を遺したい。僕はこのスローガンを、具体的な話にしてしまえば、一人一人が、試合の状況が、チームが、自分が、つらい時に強い気持ちを持って笛が鳴るまで走り続けること、それを練習から実践して常にそうあれるようにすることだと勝手に捉えている。ただ、これは口で言うほど簡単なことじゃない。正直90分試合が終わって気持ちを切らすことなくすべての局面で走りきれたと胸を張れる試合ばかりではないし、4点差とかつけられてたらそりゃ心も折れる。ラントレの最後なんか本当につらい。生半可じゃないと思う。だからこそ、僕が自分にも他人にも厳しい選手となって、僕が主導してこういった個を作っていって、そういった姿勢をこのチームに遺していきたい。
 5.関東
 昇格することが何よりの遺産なのは誰の目にも明らかです。まだ想像もつかない世界だけど、僕らが死ぬ気でやればきっとできます。がんばろう。


最近のできごと
関西遠征、同じ部屋のみんなごめんね


#18 本間恒輝

2017年2月11日土曜日

苦しさ

オフが終わり、シーズンが始まった。オフの間、去年のシーズンについて振り返ってみたけど、色々浮き沈みあったような一年の中で、特に考えることが多かったのは、新人戦期間だった。

新人戦は、結局3戦全敗に終わり、それ以外のトレーニングマッチも含め、一勝もあげることはできなかった。新人戦期間では、自分たちが上級生として、最高学年として引っ張らなければならない立場だったにも関わらず、それらしいことは何もできないで終わった。プレーでは、攻撃で自由にやらしてもらってたのに、得点に絡むこともできずに、チームとして3試合で得点1。情けないプレーだったと本当に思う。ピッチ外ではどうだっただろうか。チームが上手くいかなくて、周りも緊張してる人も多くて、そんな中で自分には何ができていただろうか。そうやって考えた時に、何も思いつかなかった。とにかく自分のことだけで精一杯で、周りにプラスの影響を与えることはできていなかったと思う。結局最後まで、何もできずに苦しいまま終わってしまったように思える。自分が何をすべきだったかとか、チームの中でどうやって振舞うべきだったかとか、色々考えたけど、結局答えも出なかった。

そんなこんなで、シーズンが始まって、大学サッカーも折り返しになって、残り半分となった。今までの2年間と同じような濃さとスピードであっという間に終わってしまうのだったら、ホントにもったいないし、実際にそうなってしまうのではないのかという怖さもある。とにかく今年はフル稼働で、サッカーをとことん楽しみ、上級生として行動したいし、しなければいけないと思っている。去年は大事なところでの、怪我とか風邪での離脱が多かったから、それをなくしたい。また、来年最高学年になったら、きっと今年よりもはるかに考えることも悩むことも増えて、苦しいことも増えてくる。だから今年のうちに目一杯サッカーを楽しみたいと思う。そして"上級生"として、今年はしっかり振舞わなければいけない。"上級生"として振る舞うってどういうことなのか、自分にも明確にはわからないけど、きっと今年必要になることなんだと思う。

偉そうに振り返りとか目標みたいなこと書いたけど、現状はまるで正反対のようなところにいる。シーズン始まって、上手くいかないこと多くて、チャンスもらってもフイにして、そうやって自分が思い描いていたプレーとかも全くできずに、自分に失望することばかり。そんなゴチャゴチャしたような負の感情を吹き飛ばしたくて、闇雲にボールばっか蹴って、怪我する始末。全然フル稼働できていないし、苦しいことばかりな気がする。でも、今は苦しい状況だけど、とにかく何かを変えていかなければならない。何をどうすればいいか、方向性は全然見えないけど、必死に足掻いて、這い上がりたい。遠征がそのきっかけを掴むための5日間になればいいかなと思う。

最近の出来事
関澤が図々しすぎる
無傷の5連勝。プレシーズンが1番ワクワクする。


#16 戸井純平

2017年2月10日金曜日

原動力の総量

昨シーズン終わりの新人戦期頃から、なんで自分はア式で2年間マネージャーをやってこれたんだろうと考えていました。自分の考えがマネージャーの仕事に反映されるのが嬉しいとか、試合に勝つのが嬉しいとか単純な理由は色々考えました。ですが最終的に、他の部員に刺激を受けて、自分もこの人の姿勢を見習おうとかこの人と一緒に部活をやるのに相応しい行動をしたいと考えて入れ込んできた部分が大きいと思いました。

ア式には部活に対する姿勢や他の部員との接し方など様々な面で尊敬できる人が多いと思います。
サッカーやマネージャーの仕事にストイックに取り組む人--練習前後に自主練をする人、メニュー間に走って移動する人、練習や試合で声を出して盛り上げる人、リハビリメニューに黙々と取り組む人、声の出し方など細かいところまで工夫する人、ストイックにやることを当たり前だと思っている人。
他の部員をリスペクトしている人--学年やカテゴリーにとらわれず相手の意見を受け止める人、その上で自分の考えを話す人、相手の長所を見つけられる人、自分の間違いを素直に認められる人、部員の変化や成長に気付ける人。
このような人たちが私の部活の原動力だったし、これからもそうだと思います。

ここで言いたいのは、誰かにとって原動力となる人が増えれば増えるほどチームは強くなるはずだということです。自分のレベルアップのために目の前のことに真面目に取り組む、周りを見てチームにとって必要なことをするといった小さいことの積み重ねは微力に思えるけれど、それは必ず周りの人にプラスの影響を与えるし、全員ができるようになったらその力は一部で戦う上での支えになります。
お互いに刺激しあって高めあえるような団体を作っていけるといいなと思います。

2.
体幹の笛やってる時、正樹に「平野が佐々木希だったらがんばれるのになぁ」って言われました
最近楽しいです



MGR 平野優

2017年2月9日木曜日

取り残された自分

ア式に入って、10ヶ月半が経った。

僕は入部して初めて怪我をして、戦線離脱していた。シーズンオフに頑張ったランニングやウエイトトレーニングが全て無駄になったような気がした。
シーズンインして、強度の高い練習をやっているみんなを見てて、自分は何をやっているんだと後悔している。ただでさえ、他の人に比べて劣ってるのに、周りとの差がどんどん広がっていってる気がしてもどかしい気持ちでいっぱいだった。

でも、嘆いているばかりではだめだと気付いた。今の自分にできることをやるだけだと思った。
AチームとBチームのサッカーを満遍なく見ることで、その差を感じたり、外から見て自分だったらどうするとかイメージしたり、筋トレをやったり。
この怪我は、神様が与えてくれた試練ではないかなと前向きに考えようと思った
普段サッカーをやっていたら気付かないようなことを気づかせてくれた、無駄ではない貴重な時間なのかもしれない。

復帰したときに、一皮剥けた自分でいられるように、出来ることに全力で向き合っていきたい。


最近の出来事
みんな、俺のことバカにしすぎな気がする。


#15 深井雄太

届け

YUKIの鳴いてる怪獣という歌。歌の中に、平凡な日常生活の中でどうしようもない空虚な感じと孤独な感じを覚えてる女の子が、反対に千辛万苦な中でも溌剌に駆け回り、今にも目標の一番星に届きそうなほど空を飛び回る、天真爛漫な「あの娘」が羨ましくて仕方ない、みたいな描写がある。

よく言われることだけどみんなの間で正しいと思われていること、大げさにいうと世間一般で正しいと言われてる考えに共感しないで違った考えをしていると、偏見を持たれたり、最悪な場合あいつはダメなヤツだと思われてしまったりするケースがすごい多い。だけどその時にはみんなの間では正しいと思われていた考えが時間が経つと180度ひっくり返ってきたようなことはこれまで何度もあったわけで。そうなるとそれまで虐げられてた人間が一転ヒーローとして崇められたりする場合もある。もちろん100%そいつが根っから当たってるというわけでは全くないけれど。

去年何人も部活を辞めていってしまったが、僕は辞めていってしまった人の気持ちがすっごくわかる。ここにいたい、必要とされたいという気持ちは誰もが抱えてるし、ましてや自分のやりたいことや思い描いていたことをその組織に望めなければ、たとえどんなにその組織が魅力的でも、無理して自分がいる必要は決してないと思う。正直に言って僕も自分の目標とこの部活の目標に、あれ?ってギャップを感じる時間も多々あるし、互いに完璧にマッチングした答えを見つけたこともない。

本当にすごいヤツって周りとか常識とか色んな視線に一切左右されず、自分の一番だと思うことに愚直に貫き、最後にはそれを証明してしまうようなヤツだと思う。
僕にとって「克つ」というのは自分自身に対してではない。信念のもとにある自分自身の塊で、相手に上回り競り勝つということだ。塊というのは本当にプライドそのものでしかないし自分の納得いくものしか受け入れない姿勢と同じだ。

ついていかなきゃいけない必要は全くないわけで。自分で開拓して切り開いてゆく自由もあると思う。
要するにもっと頭が良くなりたい。

最近の出来事
テスト終わって最高


#14 仁賀雅之

2017年2月7日火曜日

新人戦

2ヶ月も前のことになるのですが、新人戦で感じたことを書こうと思います。
新人戦ではキャプテンをやらせてもらったけど、正直キャプテンらしいことは何もしていないし、ただキャプテンマークを巻いていただけだった。不安や緊張をいつも以上に感じていたし、理科大戦は自分が一番緊張していたと思う。プレーに関してもPK与えるし、大事なとこで踏ん張り切れなかった。チームを鼓舞し続けられなかった。
こう振り返ってみるとどうしてもネガティブな部分が多く出てしまうけど、キャプテンやって、新人戦出場してよかったと思うこともある。自分達が如何に多くの人に支えられて最高の環境でサッカーが出来ているのか強く感じられた。練習メニューは新人戦用に作られて、試合のときはいい雰囲気でアップが出来て、いい応援の中で試合が出来る。3年生やマネージャーのサポートがあるから試合に集中出来て、応援しに来てくれる4年生、OBさんがいるから頑張ろうと思える。そうやってサポート、応援してくれる人に対して自分達は結果で応えるしかない。だからこそ、ああいった試合をしてしまい、期待に応えられなかったのは申し訳なさを感じてしまう。サポート、応援してくれた人は本当にありがとうございました。
新人戦チームに関して言えば、頑張れる人が多かったし、プレーのことで今までより、よく話し合っていたという印象は受けた。
ただ、2年で言えばもっとサッカーしてるときも明るく元気よくやってもいいんじゃないかな。よく言えばメリハリがあるだけど、試合中元気ないって言われることもあるし、普段の明るさっていうのは学年の良さだから、そこはプレー中に取り入れるべきだと思う。
1年はもっと考えて練習すべきだと思う。新人戦に出たのもトップで出てた人を除けば3人しかいない。全部の練習出れない人が多かったから仕方ないかもしれない。だけど、練習前とか使える時間はあるし、1回の練習をもっと大事にするべきなんじゃないかな。スタメンで出てた人も圧倒的ではなかったし、食い込んでいくことは出来たはずだから、そこは残念だった。
最後に、國學院戦の後にも言ったことなんですけど、今もすごく感じていることなのでもう一度言います。
今のチームはA1と他の差が大きい。トップは東京都トーナメントで大東といい試合したけど、新人戦は結果が出なかった。今も紅白戦でA2が勝つことはない。この状況にもっと危機感を感じたほうがいいと思う。これから1部で戦っていく上でトップだけ強ければいいなんてことはない。途中交代で入って何かやってくれると思える人は少ないし、なんでこの人がスタメンで出れないの?って思われるくらいの人が多くならないと絶対この先勝てない。トップ以外の人がどれだけ必死こいて頑張れるかが今年の結果を変えていく。
自分はそんな思いを持ってやっているし、これからもやっていく。これを他の人にも伝えていきたいし、感じさせられるようなプレーをしていきたい。
・最近の出来事
田尻が上から目線になってる。
そろそろ焦ったほうがいいのかなと思うこともある。


#13 加賀平朗

2017年2月6日月曜日

化ける

とうとうシーズンが明けた。スタートした瞬間、ふと思うことがあった。それがこの文章のテーマにもなってる「化ける」ことである。



  大学サッカー生活も三年目に入り、常にうまくなっていきたいという気持ちもあるし、リーグ戦にもプレー面で関わりたいという気持ちもやっぱり湧いてくる。だが、去年出ていない選手が何も無しに出れるほど甘い世界ではないということも身に染みている。やはり、何かしら大きな変化や、その変化のきっかけ、つまり「化ける」ことが必要なのだろう。



  誰しも「化ける」可能性というものは秘めていると思う。というよりも、サッカー部という、勝ち負けが発生するスポーツを行う部活を続けているなら、この気持ちは必ず持ち続けていなければならない義務であるとも思う。ただ、「化ける」のはとても難しい。誰から聞いた言葉なのかは忘れたが、『一年でBチームに居続ける選手は、四年になってもそのまま』という言葉がとても胸に残っている。確かに、練習もABで分けられることが多くなった今、その格差も日に日に大きくなっていて、この言葉がもつ意味も同時に大きくなっている。それでも、上達したいという姿勢は、ガツガツした緊張感のあるプレー、新たなアイディアへのチャレンジに繋がって必ずプラスになるし、諦めない姿勢は周りの選手の活性化とか、他の選手が自分を見る目の変化にも繋がる。


この日々の練習や試合に対する姿勢が生む小さな変化がたくさん生まれることで、はじめてその選手は「化ける」ことができるのだと思う。一部で戦う以上、全選手が「化け」てやるんだくらいの気持ちで、勢いをもってやりたい。また、個人的にも来年のこのくらいの時期に「化け」れたなと感じられるようにプレーしていきたいと思う。



最近の出来事

人生の春がこないまま春休みを迎えた。



#12 重宗大貴