2017年5月23日火曜日

慢心とマゾヒズム

今回は好きなチームについてだらだら書いただけです

アーセナルが日曜の深夜の他会場の結果をもって19年間トップ4を維持してきたのが途切れた。原因を考えればキリがないほど、たくさんあるけれど大きな原因は「慢心」だと思う。スタジアム改修費用のためにアンリやファンペルシ、セスクといった主力を放出せざるを得なくなったけど、若い選手の成長で何とか勝って19年間トップ4を守ってきた自負があったから、ここ数年の主力を放出しなくていい状況の中で誰もが簡単に優勝できるだろうと思ってたと思う。結局サンチェスやエジル、チェフを取っても流れの変化に対応できず、リーグは4位でCLはベスト16どまりだった。
アーセナルを困らせた「慢心」は僕にとっても当てはまると思っている。入部してから毎週最低でも45分は試合を出させてもらっていた。毎週"絶対"試合に出れたから点を取れなかったら次取ればいいと思う時もあったし、ミスしても次なんとかすれば、なんて思ったこともあった。そんな考えがあったから、アーセナルは格下相手に負けて優勝争いから遠ざかるし、僕は点を取るのに凄い時間がかかったと思う。自信もないのにどこかでなんとかなると思っている自分がいて、それにすがってしまっていた。去年の火水金練習して土曜日に試合をして日曜に応援するという感じで1週間がルーティン化されて、「慢心」して何かを変えようとしていなかった。チェルシーやリバプールが3バックだったり監督を変えたりして新しい風を入れていたように何かを変えようとすることができなかった。
関西遠征の時のミーティングで「自信を持ってプレーする」と言った。今まで縮こまってプレーしていたからで、それはきっと小さな変化を起こせさせすればいい。「慢心」して維持か少し上を見るのではなくもっと上をみるために、自分で毎日毎週に刺激をもたせられるようにしたい。






アーセナルはもう何年もリーグのタイトルを得ることができていない。だけどたくさんのサポーターがいるのは、敗北に魅せられ敗北によって結束してきたからだと思う。財政的ドーピングで強くなったチェルシーとかシティにはない、負け続けたことであるいは負ける過程で得られたマゾヒズム的な変なアイデンティティがあるんだと思う。自分も何回負けても、できないという過程を楽しんで得られるものを大事にして強くなっていきたい。


最近の出来事
中西の家が綺麗で最高だった。
本間さん、森山、メシ行きましょう
骨がくっつかないのは楽しめない


#59 杉山恭平

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