2019年12月20日金曜日

「鶏が先か卵が先か」

1.遠藤からの質問

初恋について教えてください
アメリカにいた時です。11歳とかだと思います。外人です。時に何があったわけではないです。

2「鶏が先か卵が先か」

今日の練習を持って冬オフに入りました。みんなクリスマスに何します、や大晦日はどうしようか、と考えていると思います。僕ももうじきこれを書き終えたらのんびりしつつも、コンビニ以外は外に出ないゾンビになったような生活は避けたいです。

「鶏か卵か」

僕には明確な弱点があります。細いし、弱い。これはずっとそうです。当たり勝ちしたことなんてほとんどないし、気を抜いた時にぶつかられると吹っ飛びます。だから体を入れるプレーとかはあまりしなくなっていました。ボールに対して行くだけ。足が遅いし、ドリブルは苦手です。だからほとんどドリブルもしません。

でも本当は逆だと思います。

体を当てないから体の使い方も上手くならないし、ドリブルしないからドリブルが上手くならない。で、そうするとますますやらなくなる。

「鶏が先か、卵が先か」という問題に似ていると思います。

これだとずっとできないままです。この流れはどっかで断ち切らないと。自分の苦手なプレーは避けていた方がうまくいくし、ベストなパフォーマンスを発揮できるかは得意なプレーをいかに出せるかにかかっているとも思います。でもレベルを1つ2つあげるには試合でできることを増やさないといけない。プレーの選択肢を増やさないといけない。

そのためにはベタですけどまずチャレンジすることが大事だと思います。今の僕が体を入れても、ドリブルをしても、成功の見込みは低い。けど、まずは体を入れること、ドリブルすることを選択肢に加えないと。繰り返すうちにそういったプレーが自然に出るようになる。そうすれば上手くなっていくはず。苦手なプレーでもあえてやることは大事だと思います。

最近少しだけど体を入れるプレーが出るようになってきました。まだ結果マイボールにならないことも多いけどこれは成長への一歩だと感じます。

冬オフ中イメージを膨らまして、できるプレーを増やすために、やるプレーを増やしたいと思います。

3 最近あった出来事

フリースタイルダンジョンを見たから最初韻を踏んでみた。
追いコンで木田さんのすごさを感じた。
高校の同期にもっとサッカーしてほしい。

#29 宮津佑介

2019年12月19日木曜日

「teto」

1.あおいちゃんからの質問
女の子と仲良くなる方法、みんなに教えてあげてください。
ア式の一年生は困ってる人多いみたいなので笑

気を付けてるのは、基本的には男子に接するのと同じように話すことです。女の子にかかわらず、皆の名前と顔を頑張って覚えるのと、塾同じ、やってるアプリが同じなど共通の話題があれば忘れないでおくことは意識してます。でもこんなことしてもいい感じにはならず、ただの仲いい友達ができます。

2. teto
僕は長い間特に好きなアーティストなどもいなく、いまだにいろんなアーティストの有名曲を聴きあさる超ミーハーです。皆聞いたことないと思うので言ってきませんでしたが、そんな僕にも唯一本気で好きになったバンドがあります。それがtetoというバンドです。
僕は歌はきれいに歌うものだと思っていました。実際高3の時フェスに行き、いろんなアーティストを聞いた際、サカナクションもNulbarichnever young beachもレキシもゲス極も全部素敵で美しく聞こえましたし、当たり前ですけどちゃんと歌ってました。一方tetoを見たときは衝撃でした。決してほかのバンドと比べてきれいな声をしているわけでもない、むしろ全力で歌いすぎて途中から息切れしまくって歌えてないところもあるくらいでした。客席にマイクとギターをぶん投げて観客席にダイブし、会場の人が動き回ってたのを覚えてます。それくらいむちゃくちゃだったtetoですが、その日で一番最高なバンドはtetoでした。魂が揺さぶられるとはまさにこのことだと思いました。本気でその場にいること、歌うことを楽しんでいることが伝わってきました。フェスの後もtetoを聞いた時のどきどきだけは抜けることがなくライブにも行きました。ぜひ聞いてみてください。

そんなtetoの曲に「光るまち」というのがあります。
これはボーカルの小池さんがバンドを始める前に、バンドをやってる友達に連れられてライブハウスへ初めていった時の曲です。

「君に連れられてきたライブハウス、何かコカ・コーラは薄かった
音は煩い、タバコは臭い でも見える世界は眩しかった
君が狭い狭いステージで歌ったあのダサい歌が好きだった
君の狭い狭い狭い狭い狭い狭い世界こそ正解だ」

小池さんはその友達のステージにすごく興奮を覚えたそうです。冷静に考えたら大したことない場所でだっさい歌を歌っていたのに、本気で楽しんでいるその友達の歌がすごく好きだったそうです。

僕がなりたいのはこういう人間かもしれないです。僕の高校時代のチームメイトは、いまさらへたくそな僕がまだ必死こいてサッカーしていることをダサく思っているかもしれませんし、確かにその通りだと思います。きっと僕には人を本気で魅了するプレーはほとんどできないです。けど、あんな下手な奴でも楽しそうにサッカーやってるなんて、大学サッカーっておもろいんだな、って誰かに思ってもらえるようにすごくなりたいです。

僕がア式で一番好きなのは皆がサッカーが好きなところです。そのベクトルの違いはあるにせよ、高校の時と比べて段違いにみんなサッカーが大好きだと思います。それこそがア式の真の良さだと思います。思うに、部活でサッカーをやるか否か皆考えすぎだと思います。「ついていけないよ」「サッカーはしたいけど、忙しさがな・・・」そんなセリフをいろんな人から100000000000回聞きました。でももっと単純でいいと思います。「好きだから続けたい」、「やっぱサッカーは本気で取り組みたい」、「わけわかんないけどサッカーはやめられん」、こんな理由でいいと思います。僕もついていけてるわけではないし、忙しくて死んでるし、勉強も全然できてないし、バックパッカーしたいっていう目標もかなえられてないけれど、こんな死ぬほど楽しいんです。小池さんがライブハウスで感銘を受けたように、僕が見学に行ったとき感動したように、僕もこれからア式に入るかもしれない後輩たちに、笑顔と楽しんでる姿で心を揺さぶれたらいいなと強く思います。

tetoのおススメ曲を貼っておくのでぜひ、ぜひ聞いてください
https://www.youtube.com/watch?v=v4Hgp1Vvuo8
拝啓
https://www.youtube.com/watch?v=588QHYk7YUA

3.最近あった出来事
追いコン、決起で食べた牛タンがおいしすぎて万世の牛タンが霞む、悲しい
おじさんって呼ぶのと陽キャって呼ぶのはやめてほしい
2月に一泊二日弾丸旅行行く人募集中です


4.宮津への質問
初恋について教えてください


#13 遠藤慎之介

2019年12月18日水曜日

「任意」

1.佐藤くんからの質問
クリスマスのご予定教えてください。
悪意しか滲んでない気もしなくはないですが、お察しの通り、街中をお散歩して、光り輝く電球を見て、夜ご飯を食べるんではないでしょうか。

2.任意

プレイヤーのブログを読んでいると、東京都トーナメントとか新人戦とか、公式戦に出て課題が見つかり、そこを修正して、強くなって、来年のリーグ戦に絡みたい、とか、日頃の練習から意識を変えて、公式戦に出れるようになりたい、とか。リーグ戦を終えてから、明らかな転換点ができたみたいです。


はっきり言って、自分の実力を試す場があることってすごく羨ましいです。
カテゴリ間の移動もそうだし、毎週の公式戦や練習試合も。
時には実力不足を突きつけられて不甲斐なさを実感することもあるだろうけど、逆に言えば努力すればするほど、結果として明瞭に現れます。


でも、マネージャーにはそれがありません。他の人より仕事ができないからって下のカテゴリに落ちることもないし、よく気が回るからと言って公式戦に出れるわけでもないです。


つまりは、今の私にプレイヤーほどの部活に対するモチベーションがありません。
そりゃ、出来ないよりはできた方がいいのは当たり前だけど、仕事できるかどうかの差がそこまで顕著に現れないから、問題なくこなせるならそれでいいんじゃないかって、自分でハードルを下げることもできます。

緊張感も向上心も持つかどうかは任意です。



四年生のお二人が引退して、実を言うと私のモチベーションはかなり下がりました。なんとなく。
きっと2人の部活に対する熱意を近くで見れなくなったからかもしれないし、一通りの仕事をこなせるようになったからかもしれません。
毎回部活に行って、テーピングをチェックして、ボトルの数を数え、ポカリを作り、コートとアジリティを作って、テーピング巻きながらビブスの確認して、やまけんさんに時間を伝えて、練習が始まって、体幹やって、笛を吹く。
いつもの一連の流れ。
何も考えずに、ただの作業としてこなすようになっていました。

夏休み前は無能な自分を憎みながら必死に仕事を覚えていました。先輩だけでなく同期にもどれだけ迷惑をかけたかわかりません。
だからこそ、自分が成長しなきゃいけないと本気で思っていました。


夏休み、気温40度近い燃えるような炎天下で、暑い暑いと言いながら、ひたすら水を汲み、氷を作り、日焼けして、旅行にもいけないし、まともに帰省もできない。そんな状況に嫌気がさし、いつもいつも辞めるかどうか悩んでました。でも、ここでやめたら弱いなって、何かを継続できる人間になりたいって、もっと成長しなきゃって、そう思ってがんばってました。


そして、夏合宿が終わったあと、小平の練習で、葵さんから言われたんです。
「七海、ほんまに成長したなぁ。」って。
絶対忘れません。本当に報われました。私の些細な努力でも、少ないながらもちゃんと評価してくれる人はいるんだって。しかもそのときはそれが、尊敬する葵さんであったことでさらに感動が深まりました。

今、冬オフを迎えようとするこのタイミングでいろいろ考えるうちに、あの葵さんの言葉をふと噛み締めました。あんなにがんばってた自分がいたことを思い出しました。そしたら、自分が今のモチベーションで部活を続けていることが、プレイヤーに対してだけでなく、引退して四年生に対しても、すごく申し訳なく思えてきました。
だからと言って、突如熱意とプレイヤーへの愛に溢れたマネージャーになることはできません。でも少なくとも、緊張感と向上心を持った、プレイヤーに恥じないようなマネージャーにはなりたいですし、そうなる努力をしなければならないと思います。
確かにマネージャーの力量が評価される機会は多くはないけど、だからと言って本気でやらなくていい理由にはならない。プレイヤーの本気に答えられるだけのマネージャーに、いつかなれたらなって思います。

まだまだ未熟なところばかりですが、もう少し部活を続けて、人間的に成長できればと思います。
信頼されるマネージャーに近づければと思います。
任意の緊張感と向上心を持って、頑張ります。



3最近の出来事
・青の洞窟に2回も行った
・愛用していた靴を履き潰した
・遠藤くんが紳士なことが発覚した



4.遠藤くんへの質問
女の子と仲良くなる方法、みんなに教えてあげてください。
ア式の一年生は困ってる人多いみたいなので笑


#MGR 七海碧

2019年12月17日火曜日

「自信を持つこと」


1けんしからの質問への回答


バイトでお金を貯めこんでいると聞きました。何に使いたいと思っていますか。
生協で買ったパソコンのデザインが気に入らないので新しいものを買うつもりです。




「自信を持つこと」



自分に早くも2度目のブログが回ってきました。今回のテーマは自由ということで、いままでのア式生活を振り返って、感じたことを書いていきたいと思います。



「俺って結局こんな程度の実力か」



新人戦第一節の成蹊戦の後半30分ぐらいで途中交代した時に真っ先に感じた言葉だ。全く通用しなかった。悔しいとはもちろん思ったけれども、練習でやってきたことも全く出せずに情けない気持ちの方が大きかった。今までやってきたことが否定されてきた気がして虚しくなった。スコアだけ見れば2-3だけど、成蹊との圧倒的な差を感じた。ボールの置き所、パスの精度、相手との駆け引きなど全てにおいて相手の方が上まわっていると感じてしまい、自分に対する自信も無くなっていく。


何が足りなかったのか。日々の練習に取り組む姿勢なのか。試合前の準備なのか。初めて出る公式戦ってこともあって緊張していたからか。自問自答した。もちろん日々の練習を怠っていた訳ではないし、試合前の準備も今までで一番良い準備をした自信はある。食事にも気を使ったし、イメージトレーニングも完璧な状態で試合を迎えた。



結局実力が足りてない。ただそれだけだった。



ア式に入ってから情けないことに3度も怪我をし、離脱している中で自分を見つめ直すことが多くなったなかで、ア式に入ってから自分は「どれだけ成長しているのかな?」と自分に問いかけることがある。みんなも言っているように本当に考えてプレーするようになったし、サッカーIQも高くなったとは感じている。そういう面では成長したと言えるだろう。けれども、肌身で感じるほど大きな成長を出来てるかと言えばそうではなかった。その結果、自分の中に確固たる自信というものは生まれてこなかった。



成蹊戦の前日の練習で最後の円陣の時に北西さんが、「明日の成蹊戦はこれまであまりリーグ戦に絡んだことのない人達が多く出場することになると思うけど、そういう人たちにとってはこれまで自分のやってきたことを証明する場になるだろう。」みたいなことを言っていた。リーグ戦のベンチにも入ったことのない自分にとってまさに当てはまる言葉だった。言われた時はなんとかなるんじゃないかって思ったけれども、自信を持ってそうなるとは言えなかった。なぜなら、自分自身に確固たる自信を持てなかったから。



もっと細かな部分にこだわらないといけない。新人戦を通して痛感した。サッカーでは、パス一本を正確に通すか通さないか、ボールを受ける時にもう12歩動いて相手のプレスをかいくぐれるかどうかなどなど。サッカー外ではしっかりした食事をとれているかどうか、十分な睡眠をとり疲労を回復し、万全の状態で練習に臨めているかどうかなどあげればきりがない。新人戦を通してまだまだ自分は甘く、突き詰めることができていないなと実感させられた。



では、自信を持ってプレーするにはどうすればよいのか。自分にできる最大限のことをしたその先にそれはあるのだと思う。つまり細かな部分まで切り詰めて可能な限り努力をすること。それに限るだろう。ア式での4年間を通じて、最後に引退した時に後悔していないとはっきりと言い切れるように日々精進していきます。なにせ大学生活のほとんどをサッカーに捧げているのだから。



最近の出来事


・追いコンめっちゃ楽しかった。中西さん、恵さんありがとうございました。
・ようやく仮免とった。
・切実に単位欲しい。
TOFELの結果まじで気になる。



4あおいちゃんへの質問


 クリスマスのご予定を教えてください。

#34 佐藤由都

2019年12月16日月曜日

「四年生の引退を受けて」

1 かいの質問への回答
追いコンでのスベらない話、もらってもいいですか?
→辛いもん苦手なんだよーって言って激辛麻婆豆腐に一番ビビってた洸さんが、俺いけるかもしれないとか言ってバクバク食ってたら翌朝案の定トイレに篭りっぱなしだったのは個人的に好きな話です。こうさん!もしすべってたらごめんなさい!!

2 四年生の引退を受けて
→追いコンお疲れ様でした!皆さんはどんな追いコンだったんですかね、僕はめっちゃくちゃ楽しかったです。ア式っていいなあって思える素敵なイベントだったと思います。

そんな経験をさせてくれたア式という集団に所属して1年と行かないまでもかなり長い時間を過ごしてきました。僕は春夏あまり練習に参加できず、怪我で離脱したり、今でも二限抜けしたりとア式に関わっている時間が先輩、同期よりもずっと少なくて、どこか居心地の悪い、落ち着かない感覚を感じていました。しかし最近になってそんな感覚もだいぶ薄れてきたように感じます。同期とより仲良くなれたのはもちろん、追いコンを通じて先輩達と2日間密に関わってア式という集団、その輪の中に少しずつ入っていけてる感覚が心地良くて、上手に言えないですけど、漠然と嬉しいです。もっともっとア式と関わって、先輩たちみたいにア式を心の底から好きになれたらいいなあと思います。

また四年生が抜け、新体制になって僕たち一年生の責任も一段と重くなりました。その責任を果たせるよう行動しなければいけないと思います。プレーでも、プレー外でも、です。プレー外に関しては自分なりにその大切さをひしひしひしと、感じてきたので、プレー面での僕が持っていたい姿勢についてお話しさせていただきたいです。リーグ戦に出たい、これが僕の大きな目標です。リーグ戦に出て何をするかまで考えて、これを達成したいと思います。じゃあ何をしたらいいか、今すべきことは何か、目標が明確に立っていれば、その時その時の自分の行動を目標に近づけるように持っていくことも、見直すこともできます。じゃあ何がその質を決定づけるんだろう、と考えると気持ちの強さと振り返りの頻度だと僕は思います。やってやろう、って思った時の熱く昂ぶった気持ちを忘れずに持ち続けて、何度でも目標から逸れていないか確認して努力を続けていきたいです。新人戦期間参加できなかったのは残念ですが、腐らず年明けに向けて準備していきたいです。



3 最近の出来事
オールした後、そのまんま6時から9時のバイトに行った時、寝ぼけてレシピガン無視のオリジナルサンドイッチを作っていました。クビにされてないとこ見ると、大丈夫だったみたいです。


4 ゆうとへの質問
バイトでお金を貯めこんでいるいると聞きました。何に使いたいと思っていますか?


#51   福嶋謙志

2019年12月13日金曜日

「神様だって失敗する」

東明の質問への回答

サンタさんに何をお願いしましたか?

何でもいいので当日に予定が入るようにお願いしました。あと、最近体がボロボロなので全回復できる薬、ポケモンで言えば「かいふくのくすり」をお願いするつもりです。あとTo be continued...だと思います。


「神様だって失敗する」


今年の新人戦は東京都トーナメントを勝ち進み準備期間が短かったうえ、雨による延期の影響で5日間で3試合戦うことを余儀なくされた。


想像以上にキツかったが、想像以上に楽しかった。急スピードでチームが作られていく。1週間の内容はとても濃く、良い意味で時間の進みを遅く感じた。今では遠い昔の記憶に感じてしまう。


個人としては幸いなことに3試合ともスタメン出場させてもらったが、試合を通してできないことの多さを痛感させられた。トラップ、パスなど基本的な部分から試合中の動きまで。多くのことを指摘された。自分では全く気付かなかったことも。


でも、それらの指摘にネガティブな感情は一切持たなかった。元々楽観的な性格であることもそうだが、頭の中にはある言葉が常にあった。


それは高山さんが最後のブログで僕に向けて書いてくださった言葉だ。内容は「失敗して、それを糧にしろ」というもの。シンプルな言葉で何の変哲もないメッセージのようだが、そこからサッカーの、スポーツの、人間の本髄が見えたような気がした。深読みかもしれないが


「失敗を経験に。」


この言葉は聞き飽きるくらい聞いてきた。世の中失敗したことない人なんて片手で数えるほどもいないだろうし、小さな失敗なら誰でもしていると思う。人の名前の漢字を間違えたり、予約のとり方を知らなかったり。でも指摘されることで修正することはできる。


しかし、この言葉は失敗を許容しているわけではない。失敗を仕方のないものとしているわけでもない。そもそも、この言葉は失敗した人の心を救済する魔法の言葉ではないし、失敗をしないならそれ以上のことはない。


ではこの言葉は何か。


思うに、成長や学習の手段の一つに「失敗」を加えることがこの言葉の存在意義ではないだろうか。失敗から学び、新たな知見を得る。そのためには「高次元の」失敗でなきゃいけないし、失敗に気づかなきゃいけない。


だからこそ新人戦期に受けた多くの指摘は、個人的にポジティブ要素が強かったのだ。中には低次元な失敗への指摘もあったはずだが、一つ一つの指摘は自分に失敗を気づかせてくれ、成長のきっかけを与えてくれた。現に新人戦の最中に出来るようになったこともある。


ただ、当たり前だが失敗をしても簡単に修正出来るわけではない。自分も修正できなかったことのほうが多いし、まだ失敗し続けていることもある。治らない悪い癖だってあるし、修正できてもまた繰り返す失敗もある。


そんなことに気づいているのに、失敗を成長の原動力の一つにしようとした理由は今年のリーグ戦にある。リーグ戦後期、ずっとベンチ入りが続く中、ベンチから落ちないようにと無意識に小さなプレーをしている自分がいた。夏休みまではノビノビと出来て楽しかったが、リーグ戦が再開すると人が変わったように安定志向になった。なってしまった。


成長がなかったわけではないと思うが自分はずっと自分のままだった。前回のブログにも書いたが、悪い意味で自分の能力で物事を割り切っていた。結局それが続いてしまった。だからこそ失敗を恐れないチャレンジが必要だったし、成長のために新人戦がきっかけになるのは必然であった。


ここまで失敗を肯定してきたが、決して推奨しているわけではない。あくまで、失敗に気付いて学習することに価値があると思っている。失敗=成長は思い違い。出来ないことを出来るようにするのはとても難しいし、成長の手段は他にも多く存在すると思う。


失敗を失敗で終わらせるのは最悪。
失敗とか関係なしに、何事も結局は自分の行動力が大事。


これらのことに改めて気付けた新人戦だった。つまり、来年が楽しみなのは僕だけじゃないはず。


最近の出来事

・でも正直に言うと、ポジション的に主将とGMに挟まれてキツかった。たまに二人で真逆のこと言ってくるし笑
FIFA買ったけどやっぱりウイイレ楽しい
・目指せ冬オフ筋肉増量


けんしへの質問
追いコンでのスベらない話、もらってもいいですか?


#24 皆川開

2019年12月12日木曜日

「しあわせタマゴ」

1、レオからの質問

冬オフ1番の楽しみは何ですか?

冬オフの最後にソウル旅行に行ってきます。生まれて初めての海外進出に胸がワクワクしています。パスポートを取り忘れてしまいそうなのが一番怖いです。




2、「しあわせタマゴ」

大学通りも見事にライトアップされ、あちこちでクリスマスの準備が着々と進められている今日この頃。早くも猪年が終わろうとしています。
今年の初めは勉強しかしていなかったのが信じられません笑。



1ヶ月くらい前にブログが回ってくることを知らされた時はサッカー以外のことを書こうと思っていたけれど、サッカーについてのネタが出来たので今回はそのことについて書こうと思います。







この2週間はかなり濃度高めだった。





新人戦初戦成蹊戦、後半の半分くらいから途中出場した。これが公式戦初出場だった。

衝撃を受けた。受けてしまったと言ったほうが良いかもしれない。
先輩たちの試合を応援しながら観てきて、大学サッカーのスピードは目の当たりにしていたけれど、実際、中でやってみると想像より早かった。

自分が中3の時、高校生と一緒に練習するようになった時にも(中高一貫校なもんで)同じような衝撃を受けた。

確かに緊張していたかもしれないし、成蹊のグランドは少し狭い気がするからプレッシャーが物理的に早かったのかもしれないけれど、それにしても何もできずに終わった。
結局逆転負けしてしまった。

悔しいとも思えないくらいの差を感じた。
先輩たちはこんな中でやっていたんだと驚いた。苦い初めての公式戦となった。





その次の試合、スタメンになった。




100%ラッキーで選ばれた。
それでも相当嬉しかった。
やったことのないポジションだったけれど、そんなんどうだってよかった。

成蹊戦はあんなにひどかったのに、なぜか自信があった。なんかしてやろうって思えた。

試合が始まって最初にボールを触った時、自分が落ち着いているのを感じた。

結局また逆転負けしてしまったし、課題ばかり見つかったけれど、それでも戦えるところも見つかった。



次の試合もスタメンだった。
もちろんすごく嬉しかった。


その試合も毎度のように先制してから、毎度のように同点にされて、毎度のように逆転されて、また同じ結果になりそうだった。
けれど、そこから同点にして逆転した。
いわゆる激アツな試合ってやつ。
そんな試合を経験できたのは大きなことだと思う。
いわゆる勝ち点3以上の価値の勝ち。






新人戦で、メンタルというものを知った。

見城が「ドリブルするメンタル」という言葉を使っていた。聞いた時は意味分かんなすぎて驚いた。
けれど今なら分かる気がする。
試合中のチャレンジも同じようなことなのかもしれない。
無茶なミドルシュートも難しい縦パスも苦しいターンも時にはチャレンジすることが必要で、そうすることでもしかしたらビックチャンスが生まれるかもしれない。



新人戦で、今までにないスピード感の試合を経験した。

スピード感に慣れることは重要なことで、中3の時だって結局慣れてから活躍できるようになった。
慣れるには、経験値を積んでいくしかない。
たしかに練習からそのスピード感を意識することで経験値を積むことはできるかもしれない。
けれど実際試合に出てプレーすることは、得られる経験値が全く違う。
ポケモンでしあわせタマゴを持たせた時並みに。

北西さんがいつかの練習で
「リーグ戦に出ることが上手くなるための最短ルート」
てきなことを話していたが、まさにそれだ。



新人戦をきっかけに、トップチームで練習試合をすることができた。
1ヶ月前の自分に話しても絶対に信じてくれないだろう。
そこでもたくさんの課題が見つかった。



最近学ぶことが多い。

今が一番成長できてる気がする。

俺は今、しあわせタマゴを持っている。





リーグ戦に出場して活躍するなんて

どんだけ経験値を積めばいいんだろうか




いつかできると信じて今日も道は続く。




To be continue...




3、最近の出来事

・パスポートを取らなければ。
・いいとんかつ屋を見つけた。
・ホットのタピオカ頼んだのに氷少なめでって言った。
・バイト飽きた



4、皆川への質問



サンタさんに何をお願いしましたか?


#64 東明建志

2019年12月11日水曜日

「主体性と楽しさ」

見城の質問への回答 

去年の4月に越してきた家の大掃除をしてきれいにすることが目標です。去年は勉強しててやらな かったので今年は派手に行きたいと思います。 後免許を全力でとりきって早くア式のみんなを 俺の車に乗せたいです。あと一つだけ掲げるとしたらもちの味付けを5種類以上食べることです。 早く餅が食べたいです。

ポケモンに例えるという質問は僕がギャラドスで見城はコイキングです。


「主体性と楽しさ」


大学生になって早くも最初の冬を迎えました。2月まではまじめに勉強していたはずなのに今と なってはかなりの堕落した生活を送っているところです。まー学校生活に関しては特に何も中身もない中で週5日ア式蹴球部でサッカーをしています。そんな中で色々と感じたことをほんの少しだけ書き起こしてみようかなと思います。皆が熱い思いをつづっていてそろそろ沸点に近づいてるところだと思うので僕は少しみなさんの箸休めになるようなブログを書けたらなと思います。お気軽に読んでみてください。




今のア式でのサッカーの日々を語るのに少し前座が必要かなと思うので僕の高校までのサッカー生活に関してをこの間のブログと被らないような範囲で描きたいなと思います。ここに書くチームの善し悪しは僕の中で判断してるので純粋な読み物として読んでください。



僕の高校生までの間でサッカーが楽いと感じていたのは2年間しかありません。

小学校の頃のチームは前も言ったような試合で悪い負け方をすると人の手や足が飛んでくるようなところでした。その中で戦術も勝って走れといったような面白味のあるものでもなく勝ってる時にリスタートをゆっくりやることなども教わりました。それはコーチの言いなりでまー特に面白くもありませんでした。

中学はヤンキーがいて部室が紫煙香る場所であったり11人ちょうどしかいなかったり僕らが試合に出てる間に後輩がコンビニで悪いことをしていたりとそんなところでした。その上僕は巻き込まれていませんが人間関係のトラブルも起きて崩壊していて最後はあまり部活に行っておらずそこにも面白さはありませんでした。

高校の最初の1年間は楽しくないわけですがまーなんとなくでおわっていました。ですが高校の残りの2年間はサッカーしていてほんと に楽しいなと感じました。その時は特に何も考えていなかったのですが最近ふとそのことを考え る機会があって思いました。


今までのサッカー生活と高校の後半の2年間の違いは何なんだろう?と。 そしてふと行き着いた答えが主体性というものでした。今までの小学校・中学校の間のサッカーはやっているというよりもやらさせている感覚でした。それは親にコーチに周りの人に。そして 休めるなら休みたい、行かなくて良いのなら行きたくない、サボりたい。それは僕の中で当たり前になっていました。

高校でもまーなんとなくサッカー続けて3年間終われれば良いや。そう思っていました。しかしここで転機が訪れます。きっかけは忘れましたが2年生から自分で朝練を始めるようになりました。その中で最初は眠かったりシンドかったりしていたけど続けていくうちに朝練の中で自分は何をやろう?、ここができないから改善しよう、あーもう時間だ。そんな風になっていました。そうすると次第にサッカーすることも楽しくなりました。


言われてやることと自分でやること、この2つはやることは同じだとしてもその結果としてあらわれることが全然違うし自分の中でのモチベーションやそのことへの楽しさという意味でも全然違うなと思いました。

 そして今ではサッカーをすることがすごく楽しみな生活を送っています。それは今までの楽しくないサッカーを詰め合わせたい気持ちからかも知れないし、もっと楽しいサッカーを見てみたいという興味本位かも知れませんがとにかく楽しいです。


そんな形で楽しさと主体性を学んだ僕ですがここでようやく今のア式の話に戻りたいと思います。お付き合いありがとうございました。 

今ア式という団体に入って感じたのが他の人の取り組みのすごさです。ここには常駐のコーチがいないので必然的にある程度は主体的にならざるを得ないという側面も確かにあると思いますが、それはあくまでサッカー以外の面に関してでことサッカーに関しては皆が自分のできないことを見つめそれをどうやれば改善できるのかなどを考えているように感じます。そして強くなるため筋トレをしたり残って遅くまで自主練をしたり等主を持って取り組んでいます。そしてそれゆえにみんなすごくサッカーを楽しそうにやっていて僕も今のままだと全くダメでもっと色々取り組めることがあると感じさせていただき日々刺激を受けて生活しています。


こういう風にサッカー環境としてはこの部活はあまり良くないと思うけどその中で互いに高め合っていけるところがこの部活の良さなのかなと感じました。僕ももっと精進していきたいです。 

長くまとまりのない文章になってしまって腹も膨れてきたと思うのでこの辺で終わりにさせていただきます。


最近の出来事 

朝起きの辛さが少し緩和されてきた。 
ポケモンの厳選を始めました。


東明への質問 

冬オフ1番の楽しみは何ですか?


#56 山本怜央