2019年8月28日水曜日

「受験」



今回のブログのテーマが「受験」なので、現役のときと浪人のときの受験勉強について書きたいと思います。



僕が一橋を目指したきっかけは高2の冬頃の文理選択の時です。ただ、その時は本気で目指そうとしていた訳ではなく、とりあえず高い目標を設定しようと思っていただけでした。最初はそんな感じでしたが、次第に一橋に挑戦してみたいと思うようになり、受験を決断しました。部活は最後までやり切りたいと思ったため、夏の選手権予選まで続けました。部活を続けたことに後悔したことは今まで一度もありませんが、部活を理由にして勉強をあまりしていなかったという甘えもあり、夏までは勉強に身が入っていませんでした。秋になると勉強をするようにはなりましたが、量は人並みで自分が一橋に合格するために必要な量とは程遠いものだったと今では思っています。こんな感じだったので、もちろん現役時はいい結果を残せず、浪人することにしました。浪人を決めた時に、自分の受験に対する甘さを痛感し、それと同時に両親へ申し訳ないという気持ちが込み上げてきました。高3の時の1年間の生活を深く反省し、同じ失敗を絶対に繰り返さないようにしようと決意したのを覚えています。





そんな決意のもと、僕の浪人生活はスタートしました。浪人期は予備校の一橋大コースに通っていました。授業のある日はほぼ毎日開館時間から閉館時間まで予備校にこもり、授業のない日は家の近くの市民会館みたいなところの自習室を利用していました。勉強内容はほとんど予備校に頼りました。授業の予習復習を中心に何度もテキストの問題を繰り返していました。また現役時代とは異なり、就寝・起床時間を決めて過ごしていたので、授業も自習も睡魔に襲われることがほぼ無くなり、勉強に集中することができました。自分の頭の悪さや暗記力の無さにくじけそうになることもたまにありましたが、二浪は絶対に許されない、合格しなきゃいけないという危機感から勉強を続けました。ただ、浪人生活は思っていたより辛いものではなく、勉強のことだけに集中できるという充実感さえ感じたりもしました。(もちろんもう一度過ごしたいとは絶対に思いませんが。)こんな感じで1年間勉強に励んだ結果、一橋にギリギリ合格することができました。





浪人期を経て、自分は頭が悪いということを自覚しています。なので一橋に入った今も出来るだけ授業に出席するようにしています。これからも授業に出て、単位をしっかり取れるように頑張っていきたいです。


#52 戸田知輝

2019年8月27日火曜日

「受験の心得」



今回は受験に関してということで、高校生向けに、あわよくば一橋大学のア式蹴球部を志望している高校生向けに、受験体験記を書きたいと思います。


私の出身高校は東京学芸大学附属高校で、一橋大学ア式蹴球部には自分を含め5名が在籍しています。母校は進学校と呼ばれていましたが、強制的に勉強をやらせることはなく、私が大学受験を本格的に意識し始めたのは高2の冬からでした。



サッカー部の同期がボロボロになった英語の単語帳を自慢し出し、一方自分は校内の実力テストで350人中300位代を叩き出し絶望を感じていた1月、焦りから勉強を始めたのを今でも覚えています。



記憶力だけには自信があった当時の私は、英語は単語、数学は解法、国語は古典単語、日本史は歴史年表をただひたすら暗記出来れば受験に受かると思ってました。バカでした。おかげで模試もことごとく失敗に終わり、気づけば高3でした。



ただここが転機でした。
選択授業になり空きコマができたことで、空きコマに友人と自習するようになったのです。友人たちは、数学の問題を解いたり英語の読解をしたり、暗記に取り組んでいる人は誰もいませんでした。周りの人に感化され、自分も英語の長文読解や数学の演習をするようになり、徐々に学力もついてきました。問題演習大事。アウトプットって大事です。



正直志望校とかはこの頃はなかった気がします。ただ周りの人たちが東大や一橋を目指していて、それに感化される感じで一橋を志望するようになっていきました。高3の夏には、学部関係なく様々な授業を履修でき、自身の興味ややりたいことに沿って広く学習ができる社会学部が第一志望になりました。私立ではなかなか続けられない大学サッカーが一橋ではできる、というのも大きな決め手でした。



3の夏に部活を引退してからは、理科基礎に力を注ぎました。今の配点はわかりませんが、当時の社会学部の配点はセンター180点換算中、理科が100点でかなりのウェイトを占めていたからです。勉強の時間もあまり残されていなかったので手っ取り早く理科で点を稼ぎにいきました。ここら辺は作戦です。



勉強が足りなかったのか、自分の理解が悪いのか、あるいはその両方か、結局最後までE判定以外出せずに受験本番を迎えたわけですが、そんな自分を支えてくれた言葉を紹介します。



「受かる人は受かるし、落ちる人は落ちる」



親が自分を励ますために言ってくれていた言葉です。そのまんまの意味ですが要するに、結果は神のみぞ知る、果報は寝て待てということです。



努力をしたのに結果が出てない時には、自分の努力を信じるしかないと思います。結果は後からついてくるもので、現時点ではうまくいってなくても、受験本番当日はうまくいくかもしれません。



今の自分に自信がないときこそ、今までの自分を信じて後は運に任せるのもありです。私は中学、高校、大学と3回受験を経験してきましたが、毎回「受かる人は受かるし、落ちる人は落ちる」と思いながらなんとか乗り越えてきました。気持ちを整理した状態で試験に臨めたから成功したんだと思います。



大事なのは、本番当日に心身ともに最高の状態で試験を受けることです。模試で自信をつけて臨むのも良し、模試がダメでも開き直って受けるのも良し、運に任せるも良し、方法は人それぞれだとは思いますが、自分がベストだと思う状態で臨んでくれればと思います。



来年の春、私は部を引退していますが、一橋大学ア式蹴球部で新入部員として胴上げされている動画を見るのを楽しみにしています。




最近の出来事
・左足の手入れに慣れてきました
・車で日本一周を計画中


#16 渡邉友彬