2017年6月8日木曜日

当たり前

今シーズンのリーグ戦に途中出場することが多くなって、改めて気づいたことだが、一部の相手は技術よりも寄せの早さやプレスの厳しさそして、プレースピード(判断の早さ)のレベルが明確に高いと感じました。
ここで、元陸上選手の為末大さんの言葉を引用します。「天才をのぞき、普通の人がトップレベルに行くにはトップレベルにたくさん触れる事で、そこで常識とされる事に自分が染まってしまうのが一番早いと思う。人はすごい事をやって引き上げられるというより、こんなの普通でしょと思うレベルの底上げによって引き上げられると思う。」
この言葉からわかることは、全ては自分のやる気次第だと思うが、環境に恵まれるということも大切だということです。
しかし、この言葉で感じたのは、練習するグラウンドが悪いといった、現状嘆いても仕方ないことに目を向けて欲しいわけではなく、去年までの取り組みによって勝ち得た一部リーグという強敵と戦える環境に、そして、各カテゴリーで戦う自分たちよりも高いレベルに目を向けるということです。
「相手に合わせるな」という言葉は自分たちよりも格下相手に使う言葉ですが、実力的に自分たちを上回る相手ばかりの場合、この「相手に合わせる」ことは自分の成長を促してくれることにつながると思います。
僕もこれを意識して、より高いレベルでプレーできるようになりたいです。

最近の出来事
イヤホンを爺さんのリュックに持ってかれた
Iリーグの主審やった時、フェアプレー精神の大切さが身にしみた


#55 中村 祐樹

0 件のコメント:

コメントを投稿