2017年11月24日金曜日

「連動」

    1年生から部活をやってきて、気づけばマネージャーも3年目が終わりに近づいてきました。やはり3年もやっていると不器用な私でも、グリッドを作ったりなどの大概の仕事はできるようになり、一部はもはや無意識に近く作業できるようになったと思います。おそらくマネージャーの仕事のほとんどは何度も繰り返すことでできるようになると思います。でも「人を動かすこと」は普通に部活しているだけではなかなかできるようにならない、ある意味一番難しいことなのではないか、と最近思っています。この「人を動かすこと」とは誰かにやることを丸々指示して自分の思う通りに動いてもらうことではなく、「連動して動くこと」です。  

   

   プレーヤーが11人チームで試合を戦うように、私達マネージャーもその日いるメンバーでチームとして一日の練習、試合の準備を戦っていると思っています。もちろんこの闘いに勝ちというものはなかなかないのですが、それに類するやりきった感を私が感じられるのは、マネージャー同士で息の合った無駄のない動きが出来たときで、もはや言葉もいらないときすらあります。反対に今日は上手くいかなかったなと思うのは、意思疎通がスムーズにいかず、練習のテンポを悪くしてしまったり、誰かに迷惑をかけてしまったときです。この二つの場合の差となっているのが、「連動」なのではないかと思います。

    連動にも、自分がするのと相手にしてもらうのとの二つがありますが、根底には同じものがあって、それは「常に周りの状況をよく見る」ということです。こういうとき、この人ならきっとこう動いてくれる、というのを見って知って覚える。その上で自分はどう動くのがベストなのかを考えて動く。これをすることで自分から見れば連動して動き、相手から見れば連動して動いてくれたことになり、これをマネージャー全体で出来るとみんなが主体性を発揮して気持ちよく部活ができるのではないかと私は思います。

    先週の試合で4年生が引退し、私達3年が最高学年となりました。この部の特徴であり、一番大事な、学生個人の主体性を後輩が発揮しやすいマネージャー組織を作っていきたいと思います。

最近の出来事

周りが着々と就活を始めてて焦って自分も平行してやろうかとよぎったけど、強い気持ちで就活しません。

MGR  南 里紗子

0 件のコメント:

コメントを投稿