2020年12月9日水曜日

「当たり前のこと」

  1.ヒデからの質問への回答

今まででのア式生活で一番アツかった瞬間を教えてください。

→やっぱり最後にみんなで歌った栄光の架橋です。



2.「当たり前のこと」

 引退する少し前になんでア式に入ったんだろうって考えたことがある。多分当時は、「どうせやるなら真剣にやりたいから」みたいなことを言っていたんだけど、今考えるとただサッカーをやめる勇気がなかっただけなんじゃないかと思う。これまでの人生でずっと続けてきたサッカーを辞めることで、自分の中の大切な何かを失ってしまうのではないかという漠然とした不安から、ア式でサッカーを続けることを選んだのではないか。


 では自分がサッカーに真剣に取り組む中で、大切だったことはなんなのか。それは大事な試合に勝利した高揚感でも達成感でもなく、日々の取り組みだったのではないかと思う。1日1日の練習に対して、考え、真剣に取り組み、それをチームメイトと共有する。出来なかったことができるようになれば嬉しいし、しょうもないミスを繰り返せば悔しい。これらのことは普段は当たり前すぎて特に意識しないけど、引退が近くなり、更には引退して改めて振り返ってみると、その1日1日が楽しかったんだなと感じる。


 Mr.childrenの「少年」という曲には「「幸せ」はいつだって 抱きしめたとたんにピントがぼやけてしまうから」という歌詞がある。部活に毎日来て、練習してということは自分たちにとっては身近にありすぎて、ピントがぼやけてしまっていることなのかもしれないけど、真剣に取り組めるものがあって、それを全力でぶつけられる場があって、喜びも悔しさも分かち合える仲間がいるということは紛れもなく幸せなことだ。


 人生においてこんなにも1つのことに真剣に取り組むことができる時間はそんなに長くはないだろう。だからこそ、後輩のみんなには残された1日1日を大切にしながら過ごしてほしい。リーグ戦での勝利・昇格を目指してやるのは勿論だが、それと同時に、普段は意識しない身近にある幸せを意識し、噛み締めながら毎日を過ごしてほしいと思う。


3.最近の出来事

通算得点がたくみと林より1点少ない、ただそれ  だけで2人にバルバッコア奢ることになりました。

この部活はおかしいです。


4.みやへの質問

ライバル雨宮の最近の活躍に刺激を受け一肌脱ぐ決断をしたそうですが、今後の戦略を教えてください。


#4 太田悠斗

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