1. 江口の質問への回答
本命は拓です。これまで以上のさらなる飛躍を期待しています。
期待枠としては由都と善養寺です。
由都は今年以上のプレゼンスを出せると思っています。
善養寺はシーズン終盤よく点を取っていたし、FWとしてセンスがあると思うので、まずはトップに定着してまーぼとか戸塚に怒られながら成長してください。
一応、春平も期待してます。
2.「4年として、9番として」
最後のブログということで、引退から一週間いろいろ考えたことを書こうと思う。これは自分の価値観で押し付ける気はないし、そんなことを思ってたんだ程度に読んでほしい。書きたいことを書いた結果あまりまとまらなかったが、うまく伝わってくれることを願う。
はじめに、同期、後輩、一緒にプレーさせてもらった先輩方、日ごろからチームを支えてくださるOB・OGの皆様、そして大学でもサッカーをさせてくれた両親に感謝を伝えたい。
本当に楽しい4年間でした。本当にありがとうございました。
一か月くらい前だったと思う。同じリーグに所属する高校の後輩が、「エースの自覚」という題名でブログを書いていたのをたまたま見た。内容は題目の通りエースとしてのピッチ内外の振る舞い、今後の抱負なんかが語られていた。
このブログを読んで最初に思ったのはすごい、ということだった。というのは、彼が自信をもって自らをエースと称し、それを外部に発信できているからだ。自分は高校時代から彼を知っていて、うまいのは重々承知なのだが、最高学年でもない彼がそれだけの自覚と責任をもってサッカーに取り組み、なおかつそれを発信できるだけの自信があるのがすごかった。
自分はこれを去年かけたか?絶対にかけない。
自分のア式人生を振り返ると、一年生で公式戦に多少なりとも出場して、二年生ではリーグ戦デビュー、半分くらいスタメンで出た。三年生ではだいたいスタメンで使ってもらったし、今年もケガの期間を除けば全て試合に出た。字面だけ見れば順風満帆な大学サッカー生活だが、実際はそんなことなかった。
今年は9番もつけさせてもらって、多分いろいろな人に期待してもらっていたと思う。結果的には今年は点を取れて、得点ランキングにも名前が載った。戸田さんにもご指導いただいて、昨年に比べればうまくなっただろうし、一年生から積み上げてきたいわゆる努力の結果なのかもしれない。
でも自分の中で最も大きいと思うのは自覚の違い。
先輩がいない、最高学年、ましてや長いこと試合に出ている責任。
プレッシャーではなくて自分がチームを引っ張って、勝利をもたらすという気持ちを一年間継続させること。自覚と責任。自分にとってはこれが今年一年のすべてだったと思う。
思い返せばア式に入るということから始まっていろいろな選択をした。特に今年は多かった。戸田さんに関わってもらうか否か、コロナ下の活動、週の活動回数、AB分け、下位リーグになって4年の進退など。全員一致で決まったことって最後のやつくらいだったと思う。これらを正解にできるかは自覚と責任による。
何のためにサッカーやってんの、なんで一部昇格したいの?いつかのミーティングの議題だった気がする。自分は間違いなく自分のため。サッカーが大好きで勝つことが面白いからうまくなりたいし、自分の成長のためにやってる。今年もそうだった。正直後輩の成長とかあんま考えてこなかったし、というよりそんな余裕はなかった。でもその没頭が自覚と責任なのだろう。本当の意味で本気になれる。これは最高学年の特権だと思う。責任と自覚は没頭の上に存在する。4学年しかいない大学サッカーでは先輩後輩関係ないなんてよく言われるが、それは立派な最上級生の存在に立脚するのではないか。
エースとして試合に出ていたわけだが、自分が知る歴代の“エース”に比べれば足元にも及ばない。だからこそがむしゃらにやって、純粋にうまくなることを追求する。それでも技術でいえば下手だったけど、何とか二部ではやれた。点も取れた。もし後輩が自分の背中を見て何かを感じてくれたなら今年の自分の取り組みは本気だった証になると思う。自覚と責任がこの代に、自分に足りていたか、そしてこの組織と活動に没頭できていたかは後輩が判断するもの。
自覚と責任を持つことや、没頭することは大変なことのように書いてしまったが、考え方次第では単純なことなのかもしれない。だって全部背負えばいいのだから。チームの勝利、チームの雰囲気、組織として機能するかなど、全部自分の問題。テストでは80点を目指すより100点目指す方が単純だろう。
最後に先輩っぽいことを書かせてもらうと、今年の三年生は本当によくやってくれたと思う。四年との仲の良さもあると思うが、対等な立場で議論できた。臆することなく意見してくれた。二年生にはもっと頑張ってほしい。昨年はAチームに絡む人がほとんどいなかったが、今年はスタメンに定着する人、Aチームに定着する人が増えた。でもまだ足りない。特に上の選手、満足するな。今の取り組みが十分だとは思わない。もう十分やっているとか、だけど誰かのせい、何かのせいにしてうまくいかないみたいな顔している選手が多い。サッカーって理不尽なものだと俺は思う。つらいことも多い。それでも部に所属して、Aチームに関わるんだったらやらなきゃいけないし、三年生をもっと脅かさないといけない。
昨年まで代々いた、一人で試合を決めることのできるスーパーな選手はもういない。そういうア式ではない。それでも二部でプレゼンスを出して、一部に昇格する。不可能ではないと思う。ア式は今、本質的な変革期にいる。がむしゃらに、本気でサッカーしてみろ。楽しいから。みんなはこれに共感してサッカー部に入ったんだと思う。一・二年の頃はわからなかった体育会に入ることの機会費用が今ならいろいろわかる。それでも、もう一回選択の機会があってもア式を選択すると思う。それぐらい価値のある活動で、組織だと思う。
チーム一丸となってサッカーしているア式らしさを人工芝の小平で見られることを期待しています。
3. 最近の出来事
文章まとめるのって難しい
三年生、一緒に就活しましょう
中田をよろしくお願いします
4. ミロへの質問
① 僕と三年生に就活アドバイスをください
② クリスマスのデートプランを教えてください
#9 瀬山謙人
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