2020年12月10日木曜日

「人の中で生きる言葉」

1.太田からの質問への回答

ライバル雨宮の最近の活躍に刺激を受け一肌脱ぐ決断をしたそうですが、今後の戦略を教えてください。

→あめの事はライバルではなく仲間だと思っていますが、「人は失敗からこそ学ぶ」という

言葉を胸に行動したいと思っています。


2.「人の中で生きる言葉」


ア式の人の沢山の言葉は自分の中で生きている。

最後のブログを書くにあたってア式で過ごした時間を思い返していたら、そんな風に思った。


圭吾さんとか健也さんとか自分が1年生だった時の4年生のブログで自分に刺さった言葉は、3年も前の文章だけど今も心に残っている。


最近の事で言うと、幕張でミーティングをした時の木田の心の中、八田がグリッドの誰よりも声を出してパス練習を引っ張っていたこと、最後の試合で失点の後に松田が声をかけてくれたこと、最後の練習で城所さんがア式の人との関係性について話していたこと、大げさではなく忘れる事はないんじゃないかなと思う。


去年の冬の東京都トーナメントで、怪我から復帰して初めてベンチに入れた時、応援に来てくれていたちょもさんが試合の前に「やったな!」と声をかけてくれた。もしかしたら、それがア式にいた中で一番嬉しい言葉だったかもしれない。ちょもさんも去年怪我をしていて、長い間一緒にリハビリをしたり練習を見学したりしていた。辛い時期を一緒に過ごした人にそう言ってもらえることが嬉しかった。他の人からしたら小さな出来事に見えるかもしれないし言った本人も覚えてないかもしれないけど、自分にとっては、とてもとても嬉しかった。


そうやって貰った沢山の言葉はこれからも自分の中に残り続けて、自分の大切な部分を形成する一つの要素になっていくのだと思う。自分はもう誰に何を言ったか覚えていないけれど、もしも誰かの心に自分の言葉が留まってくれていたら、そしてそれが良い影響を与えることができていたら、たまらなく嬉しい。


コロナで活動ができない間、自分はメンタル班として同期にインタビューを行なって色んな話を聞くことができた。その中で多くの人から「成長」という言葉が出てきたのが印象に残っている。自分は4年間を通してどのくらい成長できたのだろうか。引退したばかりでまだ色々な事が綺麗にまとまっている訳ではないから実感するのはもう少し先になるかもしれない。けれど、自分の弱い部分を認められるようになった、自然と人に感謝と尊敬の念を持って接することができるようになった、失敗からこそ学ぶと思えるようになった、そんな小さなことが積み重なって、少しずつ成長できたのかなとも思う。



最後に、これからもア式でサッカーを続けていく人たちへ

(特にBでサッカーをしていた期間が長かった人たちへ)


個人的な意見ですが、何か目標を達成してから自分にとっての本番が始まる、とは思わない方がいいんじゃないかなと思います。

特にBでサッカーをしている人に向けて言えば、Aに上がってから、ベンチに入れるようになってから、レギュラーになってから自分にとっての本番が始まる、もっと言えば自分の本当の人生が始まる、とはあまり思わない方がいいのではないかっていう事です。目標を目指している途中の期間もとても大切で、できるだけ楽しんで活動に取り組んだ方がいいのではないかっていう事です。


もちろん強い気持ちで上を目指すのは必要な事です。結果にこだわる事を否定しているのでは決してありません。Aで活躍している人がいる中で、Bで練習をしなければいけない事はとてつもなく悔しいし、時には辛いかもしれません。でも、腐らずになるべく楽しんでやってほしいっていう事です。


自分は大学2年の終わりから3年の夏頃まで怪我でサッカーをすることができませんでした。自分がサッカーをできていない事、またそのような状況で同期が試合で活躍している事が悔しくて、正直その時期は胸の真ん中にイライラが渦巻いて仕方がなかったです。でも今考えると少しもったいなかったと感じます。自分にできる事をもっと楽しみながら頑張れていれば、より良い時間を過ごすことができたのではないかと思います。


何かを目指している間も、あなたにとってかけがえのない人生の大切な時間です。

だからどうか、辛いこともあるかもしれないけど、できる限りその間も楽しんでほしいです。できるだけでもいいから、楽しんでほしいです。


応援しています。今までありがとうございました。


 

3.最近の出来事

じんご飲み、福岡旅行、麻雀を覚えてやるのが楽しみ


4.中田への質問

引退後に中田がどのような食生活を送っているかが気になっているので教えてほしいです。

#6 宮林佑汰

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