1.たくみからの質問
Q.いろいろなお取り寄せグルメを頼んでいた中で、いちばんのおすすめと、今後狙っている商品を教えてください。
A.1番のおすすめは宮崎の完熟マンゴーです。
カリフォルニアからのお取り寄せになりますがゴールデンオロブロンコは年明けに買おうと思ってます。
2.「強くあれ」
2020シーズンのGMを務めました、経済学部4年の山本健太です。
今季は常にウイルスの脅威に晒され、多方面で大変な出来事の多い一年となりました。
しかしながら、このような社会情勢の中でもリーグ戦を全試合戦うことができたことを非常に嬉しく思っておりますし、安全を確保した上での開催のために尽力してくださった大会関係者の方々にはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
また、OBの方々、ご父兄の皆様も、直接試合を見ていただく機会は少なかったですが、現役部員がサッカーに熱中するための環境を整え、サポートいただき、ありがとうございました。
ア式での4年間はあっという間で、気づけばブログを書くのも最後です。
少し長くなってしまいますが、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
では、始めます。
「最後のブログ」
人に想いを直接伝えるのが苦手で下手な自分にとって、ブログを書く機会は非常に貴重なものであった。時間と労力を割いて書いたものは多かったし、コメントをもらうこともあったので少なからず響くものはあったのだと嬉しく感じている。
最後ということもあって何を書くか非常に迷っている。サッカーへの熱い想いを書くにはもっと適した人間がこの部活にはいるし、GMとして今季を総括するべきとも考えたが振り返るほどに後悔の念が湧き出てくるのであまり書きたくない部分もある。
後輩へのメッセージなどと言うとおこがましいが、GMという立場で、色んな目を持ちながらチームを見てきた自負はあるので、僕という人間に見えた景色や感情の変化などに言及しながら、自身のア式生活の振り返りと今後に向けた思考の整理のためにこのブログを利用することにする。
まとまったものにはならないと思うが、読んだ人に何か伝わるものがあれば嬉しいなと考えながら、本音で書き出してみる。
「苦しくて、苦しくて」
今季の感情を一言で示せと言われれば、
「苦しい」
これに尽きる。
コロナでサッカーができない時期があったが、そんなことは大した苦しさではない。
サッカーができるのに、公式戦ができるのに、自分が試合に出られるのに、
チームは勝てないし、大した活躍もできないことが何よりも苦しい。
アミノvs学習院で活躍していた自分は?
都トーナメントで帝京を倒したチームは?
これまでの自分が、そして自分たちが脆いものだと分かり、理想と現実の乖離を認識した時のの絶望感はこれまで経験したことのないものだった。
しかしながら、自分の心理状態がどうであれ、時間は止まらないし、次の試合はすぐにやってくる。
一選手であれば、自身のプレーを細かく見直して課題分析を行い、成長のために日々のトレーニングに真摯に取り組むことで大抵のことはうまくいくだろう。
でも、自分は立場があるから自分のプレーよりも大事にしないといけないこと、考えないといけないことがあって、見えないものに押し潰されそうになって本当に辛かった。
玉川に負けて、今後のチーム運営をどうするかの議論になった時は、「ああこのシーズンは1回も勝てずに終わるのかもしれない」と本気で考えたし、みんなにとても申し訳ない気持ちになった。
上智に負けて、「このチームは競技サッカーレベルに値しない」と言われた時は信じられないほどの屈辱と、どうにもできない自分に対する怒りに苛まれたし、これまたみんなにとても申し訳ない気持ちになった。
少し話は変わるけど、自分はそこまでサッカーが好きな人間ではないと思っている。
そもそも汗をかくのが嫌いだし、痛いのも嫌いな人間。観るのであればサッカーよりもテニス、それ以上にF1が好き。今年のハミルトンは圧巻だった。
それでも大学までサッカーを続けた理由は複数あったし、その一つは「サッカーが好きで全力で取り組む友達が好き」ということだった。
だからこそみんなのために自分ができることを探してきたつもりだった。
それがGMを務めることだと考えていたし、自分の存在意義はそこにあると信じていた。
でも現実は違った。
全部勝てるなんて思ってないけどあまりにも勝てない。
運営含めて何もうまくいかない。
そもそもみんなが楽しくサッカーする舞台すら整えられない。
自分の、この組織における存在価値は何だろうか?
何のために大学生になっても高校生と同じようにサッカーばかりしているのだろうか?
ビジネスマンとしての目標を達成するためには金融の勉強を1からやり直すことに時間を割いたほうがいいんじゃないか?
いろんな考えが脳裏によぎるけれど、逃げるなんて選択肢はないから自分にできることを精一杯やろうということだけ考えて12月までの日々を過ごした。
自分らしく振る舞えた場面はあったしそれがチームに対して小さくともプラスの効果を与えた場面はいくつかあったと思う。
2年前、後期の東大戦で何もできなくて0-4で負けて、自分たちの代で東大にリベンジすることを誓った。
これについては達成できたし、その瞬間は素直に嬉しかった。
それでも、昇格という目標に対しては全く届かなかった。
全くだ。
後輩からもらった色紙を読んで、活躍できなくてすみませんとか昇格した代のGMにできなくてすみませんと書いてくれた選手がいたけれど、全くそんなことはない。
「この世の不利益は全て当人の能力不足」
そう考えているし今年上手くいかなかったのは全て自分の責任だと感じている。
寧ろ後輩たちの積極的な取り組みと逞しいプレーには本当に背中を押された。
ゆうとや陸がこんなにタフで頼もしい選手になると思っていなかったし、まさかコロナ明けデブデブだった森下とサイドを組むとは思っていなかった。それくらい、驚くくらいに、みんな成長していた。
だからこのまま、今年の悔しさを忘れないことも大事だけど、誰よりもサッカーを楽しんで精一杯頑張って欲しい。
自分はもとより、感情の起伏は大きくなければ、物事への拘りもほとんどないが、この部活での日々の中では非常に多くの感情を持った。
そしてその経験から後輩たちに向けてメッセ
ージを送ることができるとしたら、
「強くあれ」
この一言に尽きる。
自分はア式のみんなが大好きだったし、日常生活も含めて本当に貴重な日々を送らせてもらったと痛感している。
でもこの組織は部活動だから、サッカーは勝つためにやってるから、
みんなと大きな喜びを共有するためには強くなくてはならない。
自分自身が、チームを勝たせられる存在でなくてはならない。
苦しい時に、みんなを鼓舞できる存在でなくてはならない。
技術、フィジカル、メンタル、全ての要素をフルに使って、チームに貢献できる存在でなくてはならない。
だって、負けるサッカーはクソほどつまらないから。
自分の未熟さを痛感する一年だった。
それでもみんなとボールを蹴るのはとても楽しかったし、喋りながらダウンするそのひと時がものすごく幸せだった。
LINEが70件来ようがどれだけ辛かろうが、みんなの顔を見てワイワイしてれば大抵のことは乗り越えられるような気がした。
この1年ストレスで禿げるなと思ってたけど引退しても髪の毛はふさふさだった。
本当に仲間に恵まれた。
心の底から、みんなには感謝している。
だからこそ後輩たちにはもっともっと強い人間になって欲しい。
大切な仲間を、いざという時に守れる人間であって欲しい。
これが僕からのメッセージです。
最後に、
繰り返しにはなりますが、この4年間には何物にも変え難い、貴重なものでした。
お世話になった先輩、同期、後輩、
離れていてもリーグ戦の結果を常に気にかけてくれていた家族、
ご支援ご声援くださったOBの方々には本当に感謝しています。
ありがとうございました。
ア式蹴球部の今後の更なる発展を祈りつつ、僕自身は「日本を代表するビジネスマン」になるために新たな環境で精進します。
3.最近の出来事
・本当に卒論がやばい
・断食するって決めたけど24時間ぴったりで断念した
・もう22歳なのに彼女いなくてネタにすらできなくなってきてる
#2 山本健太
0 件のコメント:
コメントを投稿