2020年12月8日火曜日

「ライバル」

 1.健太からの質問

約1ヶ月前に雨宮くんに吉報があったようですが、その要因の分析をお願いします。


彼の多重人格性がプラスに働いたようです。

ここまで毎回のデート毎にドラマが生まれているので次回以降にも引き続き期待しましょう。


2.「ライバル」


日々の取り組みの中で色々な妥協してしまいたくなる瞬間があると思う。

気が遠くなりそうなタバタのマンクラの時、200×8で息ができず足が動かなくなって来た時、大事な試合でミスをしてしまった時、

失敗が許されないパス回しでミスを連発した時、

ジムにどうしても行きたくない時。


そういう妥協してしまいそうな時に、自分で自分をコントロールできる事が理想だ。自分の確固たる目標とあるべき姿を持ち、常に自信と勇気をもって取り組むことで怠惰や困難を乗り越えられるだろう。


でも、どんな時でも完全に自分をコントロールして追い込み続けることは本当に難しい。


自分も GKが1人の状況を経験して身をもって体感した。外的要因や環境など変えられないもののせいにしたら駄目だと思っていても、どこか集中力が抜けてしまっている感覚が抜けなかった。ポジション争いの緊張感がなく、比較対象は過去の自分だけという状況で、正直自分で自分をコントロールできていない時もあった。


そんな自分だけでは諦めて妥協してしまいそうな時、仲間の存在は本当に重要だ。自分では締めきれないネジを締めてくれる。特に同じポジションであるライバルの存在は、思っている以上に自分を奮い立たさせてくれる。


バタケといぶきが入部してくれたおかげでそれを心から実感した。特にバタケの存在は本当に大きかった。苦しい時や不甲斐ないプレーをした時や手を抜きたくなる時に、あいつならもっと頑張ってるはずだと真っ先に姿が思い浮かんだ。情けない自分を奮い立たせてくれるだけでなく、常にやらないといけないと思わせてくれる存在で、良きライバルだったと思う。(少なくとも一方的に俺はそう思っていた。)


これは相手を認めリスペクトしながらも、意識しあい互いが上手くなるために本気で取り組んだからこそ得られた関係性だと思う。相手がめちゃくちゃいいプレーをしたら心から嬉しいし、自分も負けるかと頑張れる。そして何よりおかげで毎日の練習を楽しみながら取り組むことができた。今となってはこれこそがいわゆる「良い結果は良い関係性から」を体現していたのではないかと思う。


自分にとってのバタケように、みんなには苦しい時や辛い時に思い浮かべると自分を奮い立たせられる存在はいるだろうか?ポジションに関わらず、こいつがピッチで出来ないなら仕方ないと本気で思える仲間はいるだろうか?


いるのならばそいつをリスペクトして見習いながらも、負けないようにがむしゃらに出来る限りのことをやってほしい。いないのならばそうした存在に自分がなってほしい。そして自分の熱量をどんどん伝染させていってほしい。


そうやって高め合いながらがむしゃらに日々の練習に取り組める関係性の数が多ければ多いほどチームは強くなっていくはずだ。ア式はそれがもっともっと出来る組織だと思う。



P.S  GKへ


ばたけ

まじで感謝してます。今までありがとう。

苦しい我慢の時やけど、出来る事から着実にな。

絶対リーグ戦に戻ってこいよ。あと股割り。


いぶき

超絶成長中でめちゃ上手くなって嬉しい。自信持ってくれ。練習はできてきてるから試合で使えるように意識してみて。俊敏性と筋肉をこの冬バタケに鍛えてもらってくれ。あとちゃんと練習のビデオ見なさい。客観的な視点も大事だよ。


あまね

着実にこの数ヶ月で上手くなってるけど、気を抜かずに基礎からじっくり取り組んでいこう。反応はあるし基礎さえ詰めればどんどん上手くなるはず。中距離キックは4人の中で1番うまいから自信持って。2人の練習になるけど、その質はあまねに懸かってると思うから頑張れ。


3.最近の出来事

・いぶきが泣いてくれた事が引退日のハイライト

・カップラーメンってこんなまずかったっけ?


4.太田への質問

今まででのア式生活で一番アツかった瞬間を教えてください。


#1 中野英司

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