2017年3月8日水曜日

過渡期

ア式は今、過渡期にある。よく部内で聞く言葉だ。部員数が増え、ユニット制も多様化している。数えだしたらきりがないが、僕が入部してから三年間、本当に色々なことが変わった。
ただ、最近OBの方々と話をさせてもらうことが増えて感じることは、ア式は今本当に過渡期なのか?という事。OBの方々、それぞれの四年間で変わっていることはいっぱいあって、僕の過ごした三年はそんなに特別ではないのかもしれない。表面的には人数も増え、組織が巨大化する中で過渡期と感じるかもしれない。でも、ア式が変化してきたのは単に「人数が増えたから必然的に」、といった話ではなくその時々に部に関わった人たちのア式への関与の仕方にある。金田さんの代では「挑戦と創造」というスローガンのもとピッチ内外で積極的な働きが増えたと思う。大口さんの代では「良い結果はよい関係性から」、一年を通じて互いにかかわろうとする姿勢が強くなった。これらは四年生が打ち出したスローガンだが、全員が実行できた事であり、ア式を変えたものの一つだ。
今年は去年に比べて人数が変わることもそんなにないだろう。大きな組織の中でもよい関係性が結ばれる基盤を先輩たちが残してくれた。表面的に過渡期も終わりに近づくかもしれない。ただ、“過渡期”を終わらせてはいけないと思う。去年の継続であっては一部では戦えないし、組織としての成長もない。ビデオミーティング、オフ中の過ごし方、今年も変化はたくさんある。ただ、それらを自分のものにし、ア式のものにできるかは個人の取り組み方次第だ。
ごく最近の話だが、うれしいことがあった。偉そうな言い方になるかもしれないが、全員の「球際・切り替え・運動量」がかなりの部分で良かったと感じる試合があった。これは二年前から土台として掲げているもので、それでも課題として残っている部分だ。これはまだまだ突き詰めることが必要だが、かなり変われた部分だと思う。

最近あったこと
新歓が楽しみ


#42 藤原慧

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