2017年3月16日木曜日

信頼

普段あまり表に出してないと思うので、信じてもらえないかもしれないけど、皆が思ってる以上に自分はチームの皆を信頼している。ピッチ内、ピッチ外の両方で。相手に引っ張られた途端に叫び出す後輩センターバックも予期せぬタイミングで謎のトラップミスをする右サイドバックも審判免許すら更新できない同期も含め、全員を信頼している。全員を信頼するようになったのは結構最近のことだけど、前より人に任せようと思うことが多くなったし、自分が自分がっていう意識もいい意味で薄れてきてる気がする。ピッチ内では仲間を信頼して動き出せるようになったので前よりもいい位置でボールを持ててると思うし、ピッチ外では自分の負担が減って周りをよく見れるようになったと思う。

ここまで自分のことを書いてきたが、皆に伝えたいことは一つだけ。もっとチームメイトを深く信頼してほしい。皆がチームメイトを信頼してないとは言わないし、信頼してるやつも多いと思う。でも全員を信頼できてるか、うわべだけの信頼じゃないかを自分に問いかけてほしい。きっとまだ足りてないと感じると思う。そこを改善してほしいと思っている。練習や試合において自分でどうにかしないとという意識は大事だとは思う。でもそれと同じくらい、こいつならやってくれるっていう意識も試合中の雰囲気を考えると大事だと思う。これはサボることとはちがう。自分が頑張るところと仲間に任せる、託すところのバランス。このバランスは仲間への信頼がないとうまくとれないと思う。
3つの理想の三つ目にあるように、ア式は信頼関係を基盤に成長していく組織を目指している。信頼関係とは信頼し、信頼される関係。目指している以上、信頼関係を築いていきたいが、いきなり両方同時は困難なので、まずは信頼する方と信頼される方のいずれかを目指して変化していかなければいけない。では信頼するのと信頼されるのとではどっちが簡単か。個人的には信頼する方から着手する方が簡単だと思う。相手の自分に対するイメージを変えるよりも、自分の相手に対するイメージを変える方がおそらく容易だからである。
ここで一つ言っておきたいのは、信頼することに具体的な理由みたいなものを探す必要はないと思う。チームメイトだから信頼する。同じ部で同じように努力してるから信頼する。同じようにチームの勝利を目指しているから信頼する。そういう大雑把なものでいい気がする。信頼してれば自ずと相手のいいところ、尊敬できるところが見つかる。まずは信頼すること、それが何よりも大事で、信頼関係の第一歩だと思う。

このチームにはピッチ内外両方で優秀な人材が多いと思うし、チームに貢献できてない人は一人もいないと思う。このように部員に恵まれてるこのチームが個人と個人が信頼関係を築いた組織に近づけば近づくほど、自分たちが掲げている「関東昇格」という目標も近づいてくると思う。
何回も言うが、まずは信頼すること。これが信頼されるための第一歩であり、信頼関係を築くための第一歩であり、より良い組織への第一歩であり、「関東昇格」への第一歩だと思う。

最近の出来事
・やっと仮免が近づいてきた。
・僕の食べてる野菜はウサギの餌ではない。


#50 岡谷真広

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