2017年4月10日月曜日

継続は力なり

致命的だけど僕はコツコツ頑張ることが苦手だし嫌いだ。

というのも、最初のモチベーションはなかなか高いのだが、いつしかやっている最中に何か違和感を感じると放っておけなくなるし、次第にこれより効果的なことあるんじゃね?みたいな雑念が頭の中をよぎる回数が増えていくし、最終的にはやらされている、やらなきゃいけないみたいなストレスを感じてイライラしてしまう。それでいて結果が伴わないと、あんなにやってきたのに、と裏切られたようでやめてしまうし、ボーッと考えてモヤモヤしたままこなしてしまうことがよくあってしまう。

かつてCLで優勝したミランでの話だか、シェフチェンコは毎練習前と後のストレッチ5分を必ず欠かさず、ジーダは毎練習後一時間半体幹トレーニングの補強をみっちりしていて、ガットゥーゾは毎練習前の自主トレを欠かさず、汗でビショビショのシャツを取り替えて意気揚々と練習にスタンばっていたらしい。(くわしくは「『一流の逆境力』著:遠藤友則」)ヤンクロフスキにもそんな強さがあったから、7ヶ月練習で紅白戦に参加できないような日々を過ごしても、怪我人が出た時の突然の紅白戦でそのチャンスを生かしレギュラーを取り、インザーギは途中交代で出たときの少ない時間で点を取り続けていたらしい。

要はコツコツと積みあげることが一番大切でそれこそが一流への近道らしいが、なぜかどこか腑に落ちない。ただの逃げかサボりかわからないけど、努力家が報われるとは限らないし意味のないことをいくら積みあげてもそれは意味のないことだからと思うからだ。何より、周りと同じことをしても何も意味がないと思うから。本番では努力の質や量で必ずしも左右されないから。

高校時代、真面目に頑張ることにうんざりして、大学では頭良く、要領良く、本質を追求して最短距離を行こうと心得たのに、いまだ右往左往している気がする。せめて大事な場面だけでいいから、ヤンクロフスキやインザーギみたいなここぞの所を逃さない力、そのための準備を手に入れて確立したいと思う。そのためには日々の充実した取り組みが不可欠だと思うが。まだまだ全然一歩前の段階。とにかく常に必死でありたい。

最近の出来事
あと34単位はジーザス


#14 仁賀雅之

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