2017年4月23日日曜日

「楽しむ」ということ

入部してあっという間に一年が過ぎ、気がつけば新歓をする方の立場になり改めて部活でサッカーをしている意味というものを考えてみました。
大学は自由に使える時間がたくさんあります。
サークル等で遊ぶもよし
院や資格に向けて勉強するもよし
留学や社会勉強するもよし
バイトするもよし

同期にも色々な考えの人がいました。
様々な選択肢があったなか、去年の自分が部活でサッカーをすることを選んだのは、今やっているのは何故なのか。

全力のサッカーをもう一度、とか
一つの目標に向かっていく熱い四年間にしたい、とか
人によって理由は異なるかもしれませんが、根っこにあるのはサッカーが好きとか楽しいという気持ちなのは間違いないでしょう。下地が前に「サッカーをするのが楽しい訳じゃない」みたいなことを書いていたけど、もしそうだったら週5もやってられないでしょ、と。

僕がサッカーをしていて楽しいと思える瞬間はいろいろあります。
これまでは相手を抜いた時、良いパスやシュートが蹴れた時、トラップがうまくいったとき…etc なんというか「ボールを蹴る」のが楽しいという感じの楽しさだったような気がします。
ただ最近はボールを持っていないときでも、後ろから声をかけ狙い通りにボールを奪えた時やパスをもらうためにどう動こうかとか考えるのも楽しく、オフザボールの時間帯も含めた「サッカーが」楽しい感じに変わってきました。これまでの楽しさは端っこでボールを蹴っていても得られるものだったけど、この楽しさは対人プレーやゲームの中でしか得られないもの、みたいな。なかなか上手く言えないですが。

やっぱりサッカーは上手くなってできることが増えた方が楽しくなると思います。サッカーを始めたばかりの、例えばインサイドキックを教わったばかりの頃とかと今とだったら間違いなく今の方が楽しいし、去年と今でも今の方が楽しいです。今と一年後だったらまた一年後の方がもっと楽しいんじゃないのかなと、またそうであってほしいと思っています。
サークルとかで週1回とかでやっていても上手くなることはないだろうし、これ以上のサッカーの楽しさを追求することはできません。ここを追求できるところが部活でやることの最大の醍醐味であると感じています。「楽しいだけじゃだめだろ」みたいな批判的な考えを持つ人もいるとは思いますが、きっとその人も楽しさが根底にあるのは間違いなくて、より上手くなりより楽しむために色々な練習があるはずだからこれは忘れずにいたいと思ってます。

またこれは僕の経験になりますが、サッカーに限らず何かを楽しめているときはいつも調子がいいような気がします。「楽しめているから調子がいい」のか「調子がいいから楽しい」のかはわかりませんが、メンタル的に「楽しい」という感情は自分のパフォーマンスにポジティブな影響を与えるのは間違いないし、少なくとも楽しめてないときに調子が良くなることはありません。リーグ戦のような長い期間においても1試合90分という短い期間においても辛い時間帯というのは必ずありますが、そこで「辛い」という感情だけになってしまえば状況を好転させることは難しくなってしまうし、そういう時こそ楽しむことを忘れずにいたいと思っています。

ちょっとまとまりのない感じの文章になりましたが、日々の練習でもっと上手くなってもっともっと楽しめるようになりたい、そう思った2年目の初めでした。


最近の出来事
食事会行ってきます


#29 尾高洸祐

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