2018年12月26日水曜日

「ラストシーズン」

1.恭平の質問への回答
齋藤くんに関する情報は学連のことについて把握していればほぼ完璧なので、聞きたいことがありません。どんな質問をされたかったですか?
学連で得たものはなんですか?何人かの友達と就活でのエピソードです。


2.ラストシーズン



時が経つのは本当に早いもので、気づけばもう最上級生になってしまいました。大好きだった四年生が引退し、悲しみに暮れていたリーグ戦最終節からはもう二か月が経ちました。二か月後は関西遠征で、もう二か月後にはリーグ戦が開幕します。リーグ戦期間中は息つく暇もなく、開幕後半年で引退です。



今回ブログを書くにあったって、今までの三年間を振り返ってみました。


「一年からレギュラーで出る」と意気込んで入部した一年目、待っていたのは大学サッカーの厚い壁でした。なかなか上のカテゴリーで使ってもらえず、Bチームでプレーする毎日。なんで使われなかったかといえば単純に下手だったからなのですが、その当時の自分は「おかしいだろ」と別のもののせいにして現実から目を背けていました。一年の時のことで一番覚えているのは、一つ上のカテゴリーのセンバが怪我をして、順当にいけば僕が一個上がれるはずだったのに、サイバの大澤がセンバまわって、僕が上がれなかったことです。小さいことだしたぶん大澤でさえ覚えていないと思うけど、悔しいというかもはやショックで鮮明に覚えています。


二年になって、第三節の國學院戦で初めてベンチに入れてもらうことができました。ただ、その後もA2の試合に出させてもらうことは多かったけど、ベンチ入りはその一回きりでした。二年の時のことで一番覚えているのは、新人戦でほとんど試合に出られなかったことです。最初チャンスを与えてもらっていましたが、それをふいにしてしまい、最終的にはセンバ四番手。情けない気持ちでいっぱいでした。


三年になった今年も到底満足のいくシーズンではありませんでした。Bチームでプレーすることが多く、チャンスをもらっても怪我で無駄にしてしまう。18試合一度もベンチ入りすることなくリーグ戦は終わり、東京都トーナメントも出場はありませんでした。卒業してこのシーズンを振り返ったとき、同じセンバの岡谷さんに一度もメンバーに選んでもらえなかったことが一番の記憶として残るでしょう。


こうして三年間を振り返ってみると、どのシーズンも「悔しいシーズン」でした。チームとしては一部昇格も経験したし、一部の強豪相手に対等な戦いをしたけど、個人としては正直何も成し遂げられていません。せいぜい応援で声出したぐらい。思い出すのは悔しい思い出ばかりで成功体験ではありません。


最初に書いたけど、あと四か月でリーグ戦が開幕し、その後半年で僕のサッカー人生のラストシーズンが終わってしまいます。おそらく想像している何倍も早く月日は過ぎ、あっという間に引退です。


なんだか引退直前のブログみたいになってしまいましたが、幸いなことに僕にはまだ十ヶ月あります。この十ヶ月を生かすも殺すもとにかく自分次第です。十ヶ月後、後悔ばかりを並べたブログを書くか、達成感に満ちたブログを書くかもとにかく自分次第です。


この十ヶ月、上手くなるためにとにかく毎練習に全力でぶつかります。十ヶ月あれば400時間全体練習の時間があり、練習の前後合わせて1時間自主練すればもう200時間練習できます。その一分一秒をこだわること、それが確実に成長につながり、リーグ戦での活躍につながります。一二年の時からその一分一秒をこだわればよかった、毎練習自主練すればよかった、と振り返れば思うところはたくさんありますが、過ぎてしまったことは仕方ありません。前を向きたいと思います。


色んな人が言っていることですが、ブログに書くのは簡単です。それを実行に移すことはとても難しいと思います。ただ、現状を考えると無駄にしていい日はありません。毎練習全力で。やるしかありません。



中高の友達に会うと、よくこんな会話をします。

「大学でサッカーやってるんだっけ?どうよ?」
「いやー、実は試合出てないんだよね。大学サッカー厳しくてさ(笑)・・・」

今まで何十回とこの返しをしてきました。こんな会話もううんざりです。来年胸を張って「出れてる、当たり前よ」と言えるよう、頑張ります。



最後に、来年の目標はもちろん一部昇格です。今年チームとしても個人としても悔しいシーズンだったからというのもありますが、最高な同期が四年の代で大きなことを成し遂げたいという気持ちがとても強いです。城所もブログに書いていましたが、語り継がれるような代になりたいです。



二年前の一部昇格の時は、僕は何も出来ませんでした。来年の1013日の最終節、チームみんなが涙と笑顔で顔をぐちゃぐちゃにして喜び合う、その中心に自分がいられるよう、長いようで短いサッカー人生ラストシーズンを全力で楽しんでいきましょう!



3.最近の出来事
・じゃんけんに負けてグラウンドで泣き崩れたあの日から二年、ついに僕の学連生活が終わろうとしています。修也お疲れ飯企画ありがとう。
・ドスにはまっています。
・冬オフ下地は何回でしょう。誰か彼を止めてください。


4.石田こうへの質問
帰省中の楽しみを教えてください。


#11 斎藤五樹

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