2018年5月8日火曜日

尊敬する人

1 #57からの質問
最近元気ありますか?
→元気はもちろんありますよ。この質問結構キラーパスじゃないですか?…

2 新歓期も終わりかけているなか、東京大学に無事合格しサッカーを続けるかどうか迷っている彼について書かせてください。
小学校の時の塾が同じだったのでもともと仲は良く、同じ部活に入ることになりました。いつだったのかはよく覚えていませんが入部してからキャプテンを決めることになり、彼はノリが良く積極性も高かったのでサッカー経験はそれほどありませんが、みんなからの後押しもありすんなりキャプテンに決まりました。中学時代の部活は多少緩く、また中体連自体それほど強くないので浅野中学サッカー部は県大会でベスト16に進むなどまずまずのチームでした。
しかし、高校となると話が全く変わってきます。厳しい顧問の先生がいるとか、ランがきついとかで人数は減り、周りの対戦校のレベルは断然高くなります。そんな中で浅野高校では選手主導という制度が数年前から始まっていて、学生でサッカーのことはやっていく体制となりその中心がキャプテンでした。今で言うGMとキャプテン兼任のようなものです。顧問の先生の指導のもと選手権神奈川県予選ベスト8まで勝ち進んだのはもう昔の話となっていました。
自分達の代の初戦、K2昇格戦の海老名高校との試合ではまとまりのない戦術しか生み出せず圧倒的に押しているのに負けてしまいました。みんなで悩んだ末に選手主導体制は辞めて顧問の先生の指導下にあった状態に戻してもらうべく先生と話し合いをしましたが、先生には断られてしまい、一年間この体制でやっていくしか無くなってしまいました。
個々のレベルもチーム戦術のレベルも高くない浅野高校サッカー部でしたが、練習メニューから一人一人へのアドバイスまでキャプテンが中心となってやってくれました。その結果総体では鎌倉高校に勝利し二次予選に進むこともできました。チームの状態はそこから上向きなって行き選手権の一次予選も危なげなく決勝まで進むことができました。
浅野高校では数年ぶりとなる二次予選の出場を夢見て、万全の状態で一次予選の決勝の百合ヶ丘高校戦に挑みました。しかしここでも圧倒的に押している試合展開にも関わらず負けてしまいました。
僕が思うのは海老名高校戦、百合ヶ丘戦に負けてしまったのは選手主導体制のせいではなく、僕をはじめ部員のサッカーへの取り組みの甘さが出てしまったのだと思います。誰もがキャプテンのような姿勢でサッカーに向き合っていればもっと強いチームになれたはずです。今の僕に活かせることがあるとすれば同じ失敗を繰り返さないように真摯にサッカーと向き合う四年間にすることです。
最後に、僕は、公式戦への出場機会がほとんどないにも関わらずこれほど高い意識を持ってサッカーに取り組んでいた彼を尊敬します。ゴールデンエイジにサッカー経験がなくとも、現状ほかの部員に技術等の面で負けていても、その姿勢で大学四年間サッカーに取り組むことができれば東京大学で試合に出れるようになると思います。自分は未だ胸を張って真摯にサッカーに向き合えているとは言えませんが、この先、自分、彼や僕の同期、後輩と同じピッチに立ってリーグ戦が戦えれば幸せに思います。

3 最近の出来事
八田の前髪クセ強すぎる。

4 #59への質問
最近はまっているものありますか?

#58 ヘルバート弥呂

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