2017年12月19日火曜日

試行回数

恋愛工学というものをご存じでしょうか。最近本屋で立ち読みして知ったのですが、異性(あるいは同性)からモテる方法を進化生物学や心理学等を用いながら「科学的」に考える学問?らしいです。その本の著者が唱える大原則の一つに「モテ=ヒットレシオ×試行回数」があります。ヒットレシオとは試行が最終的に成功する確率、試行回数とは異性と二人きりで話す回数のことを指し、この二つを最大化することがモテる近道であると説きます。当然かもしれませんが、この公式から試行回数を最大化する重要性に気づかされます。顔面整形したり金持ちになったりして魅力を増すより試行回数を増やす方が容易いうえに、試行の反省と改善がヒットレシオの自然な上昇をもたらし得るからです。なにげない日常生活の中で異性と話す回数をとにかく増やしていくこと、そしてそれぞれを貴重な試行の一回として次にいきる教訓を得ようとすることがモテるための第一歩なのです。

 

「ふーん、あ、そう」って感じですよね。失礼しました。本題に移ります。

試行回数とは言い換えればチャレンジ回数であり、何事においても重要です。サッカーで一番に頭に浮かぶのは「ゴール=シュート精度×シュート本数」。ここで言う試行回数は試合中のそれだけでなく、練習中のそれも含みます。なにげないクロスの練習で流し込むシュートを貴重な一回の試行と思えるか。すき間時間を貴重な練習機会に思えるか。練習機会に対して貪欲になり、シュートの試行回数を増やしていくことが試合中のシュート意識と精度を高めてくれます。また、パスや一対一、スライディングなども同様です。当たり前ですね。最近、岡谷と正樹が練習後に自主練をする文化を根付かせようと取り組んでくれています。みんな流れに乗りましょう。僕はシュートはもちろん、ヘディングとトラップもやります。

 

最後に、ピッチ外の試行回数についてです。試行試行しつこくてすみません。ユニット制もHPも並木さんをはじめとするコーチ陣の指導も僕が入部した時からありましたが、たぶんどれもOBのどなたかが先頭に立って導入して下さったもので、それはすごいことではないでしょうか。最高学年になるにあたり、部の運営に目を向けると0から新しいものを生み出した先人の努力に気づかされます。きっとその裏には圧倒的な試行回数があったのではないかと想像しています。僕は人より頭が切れるわけでもクリエイティブなわけでもありませんが、試行回数を最大化することで少しでも新しいことを部にもたらせたらと考えています。

 

 

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#56 玉水寛人

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