2019年12月18日水曜日

「任意」

1.佐藤くんからの質問
クリスマスのご予定教えてください。
悪意しか滲んでない気もしなくはないですが、お察しの通り、街中をお散歩して、光り輝く電球を見て、夜ご飯を食べるんではないでしょうか。

2.任意

プレイヤーのブログを読んでいると、東京都トーナメントとか新人戦とか、公式戦に出て課題が見つかり、そこを修正して、強くなって、来年のリーグ戦に絡みたい、とか、日頃の練習から意識を変えて、公式戦に出れるようになりたい、とか。リーグ戦を終えてから、明らかな転換点ができたみたいです。


はっきり言って、自分の実力を試す場があることってすごく羨ましいです。
カテゴリ間の移動もそうだし、毎週の公式戦や練習試合も。
時には実力不足を突きつけられて不甲斐なさを実感することもあるだろうけど、逆に言えば努力すればするほど、結果として明瞭に現れます。


でも、マネージャーにはそれがありません。他の人より仕事ができないからって下のカテゴリに落ちることもないし、よく気が回るからと言って公式戦に出れるわけでもないです。


つまりは、今の私にプレイヤーほどの部活に対するモチベーションがありません。
そりゃ、出来ないよりはできた方がいいのは当たり前だけど、仕事できるかどうかの差がそこまで顕著に現れないから、問題なくこなせるならそれでいいんじゃないかって、自分でハードルを下げることもできます。

緊張感も向上心も持つかどうかは任意です。



四年生のお二人が引退して、実を言うと私のモチベーションはかなり下がりました。なんとなく。
きっと2人の部活に対する熱意を近くで見れなくなったからかもしれないし、一通りの仕事をこなせるようになったからかもしれません。
毎回部活に行って、テーピングをチェックして、ボトルの数を数え、ポカリを作り、コートとアジリティを作って、テーピング巻きながらビブスの確認して、やまけんさんに時間を伝えて、練習が始まって、体幹やって、笛を吹く。
いつもの一連の流れ。
何も考えずに、ただの作業としてこなすようになっていました。

夏休み前は無能な自分を憎みながら必死に仕事を覚えていました。先輩だけでなく同期にもどれだけ迷惑をかけたかわかりません。
だからこそ、自分が成長しなきゃいけないと本気で思っていました。


夏休み、気温40度近い燃えるような炎天下で、暑い暑いと言いながら、ひたすら水を汲み、氷を作り、日焼けして、旅行にもいけないし、まともに帰省もできない。そんな状況に嫌気がさし、いつもいつも辞めるかどうか悩んでました。でも、ここでやめたら弱いなって、何かを継続できる人間になりたいって、もっと成長しなきゃって、そう思ってがんばってました。


そして、夏合宿が終わったあと、小平の練習で、葵さんから言われたんです。
「七海、ほんまに成長したなぁ。」って。
絶対忘れません。本当に報われました。私の些細な努力でも、少ないながらもちゃんと評価してくれる人はいるんだって。しかもそのときはそれが、尊敬する葵さんであったことでさらに感動が深まりました。

今、冬オフを迎えようとするこのタイミングでいろいろ考えるうちに、あの葵さんの言葉をふと噛み締めました。あんなにがんばってた自分がいたことを思い出しました。そしたら、自分が今のモチベーションで部活を続けていることが、プレイヤーに対してだけでなく、引退して四年生に対しても、すごく申し訳なく思えてきました。
だからと言って、突如熱意とプレイヤーへの愛に溢れたマネージャーになることはできません。でも少なくとも、緊張感と向上心を持った、プレイヤーに恥じないようなマネージャーにはなりたいですし、そうなる努力をしなければならないと思います。
確かにマネージャーの力量が評価される機会は多くはないけど、だからと言って本気でやらなくていい理由にはならない。プレイヤーの本気に答えられるだけのマネージャーに、いつかなれたらなって思います。

まだまだ未熟なところばかりですが、もう少し部活を続けて、人間的に成長できればと思います。
信頼されるマネージャーに近づければと思います。
任意の緊張感と向上心を持って、頑張ります。



3最近の出来事
・青の洞窟に2回も行った
・愛用していた靴を履き潰した
・遠藤くんが紳士なことが発覚した



4.遠藤くんへの質問
女の子と仲良くなる方法、みんなに教えてあげてください。
ア式の一年生は困ってる人多いみたいなので笑


#MGR 七海碧

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