2018年4月15日日曜日

一橋大学ア式蹴球部の可能性

一橋大学ア式蹴球部の可能性
いま新歓期の真っ只中ということもあり、自分が新入生としてこの部に入った頃を思い出す。その頃は出身校の部活が小さかったこともあり、なんて大きくて活気のある部活なのだろうかと驚いたことを覚えている。部員の数、競争する環境、リーグ戦の雰囲気、挙げれば数えきれない程多くのことが僕にとって初めてだった。

そして3年目に突入したいま、このア式蹴球部が素晴らしい部活だということは胸を張って言える。ア式の素晴らしい点をひとつ挙げるとするならば、やはり「人のよさ」だ。全体的にすごく仲が良く、サッカー面に限らずプライベート面でも多くの時間を共有している。同学年はもちろん、先輩後輩の壁を超えてよい関係性を保てているのは間違いなくア式の財産だと思う。
そんな部活で長い時間を過ごす中で、このア式蹴球部の素晴らしさをもっと外部に知ってもらいたいと個人的に思うようになってきた。もっとア式の良さを外に発信していけば必ずやもっと多くの人が応援してくれるのではないかと思うようになってきたのだ。

例えば学内。まだまだア式蹴球部は一橋学内でのプレゼンスが高くない。その要因は様々あるだろうが、そもそも学生や教員がア式蹴球部を知らないという点が大きい気がする。なぜ知られていないのかを突き詰めれば色々な施策が考えられそうだから、この課題はどうにか克服したい。とりあえずは実験的にポスターを貼りまくってみたので、一橋の人々の深層意識にア式をインプットできたらと思っている。

そして学内の先にはその周り、国立内での認知度をもっと高めていきたい。僕自身はイヤーブックユニットに所属しているため、多くのお店からいつもア式を応援して頂いているということを特に知っている。いつも喜んでイヤーブックに協力して下さるし、そのイヤーブックをお届けに行くときなどは興味を持ってア式の話に耳を傾けて下さることがほとんどだ。
だからこそもっと彼ら地域と双方向の密接な関係を築いていきたいと強く思う。具体的な施策はまだ考え中だが、去年のお神輿のような国立のイベントに参加することをもっと増やしていくなど、地域との関わり方は多くあると思っている。それらを継続的に実行していくことで自然と地域との関わりも増え、ア式蹴球部が地域から応援される団体になることを目指したい。

そして最終的に一橋大学ア式蹴球部が、より広い社会から応援される団体となることが目標だ。ア式をまだまだ知らない層へア式の素晴らしさをリーチできれば、ア式の活動の可能性がずっと広がると思っている。
ア式は小平でひっそり活動しているべき団体ではない。もっと多くの人にア式の活動を知ってもらえば必ずや「熱狂」の輪は広がっていくに違いない。

いま、大学サッカーの可能性はどんどん広がっている。
例えば筑波大学蹴球部は、2018年シーズンから新たに7社の企業とスポンサー契約を結ぶなど、充実した環境を整える努力を継続して行っている。彼らも学生主体のチームであるため、彼らの様々な施策 (面白いことを色々やっているのでぜひ部員には見てほしい) はア式の活動の指針になる部分も多くあると思う。
他にも去年の早慶戦が15000人の観客を動員したり、様々な大学がスポンサーを獲得したり(明治大学、流通経済大学、慶應義塾大学などその他多数)、大学サッカー出身のプロ選手も増えてきたりしている。

またサッカーに留まらず、日本の大学スポーツ全体がひとつの転換期を迎えようとしているとも言える。
大学スポーツの盛んな国の代表例はアメリカだ。アメリカのNCAA (全米大学スポーツ協会: National Collegiate Athletic Association) での試合は普通にプロと変わらない何万人もの観客を1試合で動員したりする。そんなNCAAに倣って、「日本版NCAA」の創設をスポーツ庁が掲げた。まだまだ具体的な策が実行されるまでに時間はかかるだろうが、国が大学スポーツを推進しようとする動きが始動したのは大きい。

大学サッカー、大学スポーツは今後もっと社会に普及していくだろう。スケールはまだまだトップ層には届かないかもしれないが、一橋大学ア式蹴球部もなにかこの流れに乗れたら面白い。なにか成果が出せるように頑張りたい。

最近の出来事
ふなっしーが広報ユニットに残した引き継ぎ資料(22ページの大作)を読んだ。まじですごかった。
僕が言っていることのイメージがより掴みやすいと思うので、興味ある人は読んでみてください。
いま玉水くんと一緒に動こうとしているので、なんか僕らがやりたいって言ってるときは協力してくれると嬉しいです。

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