2017年2月6日月曜日

化ける

とうとうシーズンが明けた。スタートした瞬間、ふと思うことがあった。それがこの文章のテーマにもなってる「化ける」ことである。



  大学サッカー生活も三年目に入り、常にうまくなっていきたいという気持ちもあるし、リーグ戦にもプレー面で関わりたいという気持ちもやっぱり湧いてくる。だが、去年出ていない選手が何も無しに出れるほど甘い世界ではないということも身に染みている。やはり、何かしら大きな変化や、その変化のきっかけ、つまり「化ける」ことが必要なのだろう。



  誰しも「化ける」可能性というものは秘めていると思う。というよりも、サッカー部という、勝ち負けが発生するスポーツを行う部活を続けているなら、この気持ちは必ず持ち続けていなければならない義務であるとも思う。ただ、「化ける」のはとても難しい。誰から聞いた言葉なのかは忘れたが、『一年でBチームに居続ける選手は、四年になってもそのまま』という言葉がとても胸に残っている。確かに、練習もABで分けられることが多くなった今、その格差も日に日に大きくなっていて、この言葉がもつ意味も同時に大きくなっている。それでも、上達したいという姿勢は、ガツガツした緊張感のあるプレー、新たなアイディアへのチャレンジに繋がって必ずプラスになるし、諦めない姿勢は周りの選手の活性化とか、他の選手が自分を見る目の変化にも繋がる。


この日々の練習や試合に対する姿勢が生む小さな変化がたくさん生まれることで、はじめてその選手は「化ける」ことができるのだと思う。一部で戦う以上、全選手が「化け」てやるんだくらいの気持ちで、勢いをもってやりたい。また、個人的にも来年のこのくらいの時期に「化け」れたなと感じられるようにプレーしていきたいと思う。



最近の出来事

人生の春がこないまま春休みを迎えた。



#12 重宗大貴

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