2019年9月8日日曜日

「結局、実力」

1. 皆川の質問への回答

前髪を自分で切ったの誰にもバレなかったんですけど、最近何かして誰にも気づかれなかったことを教えてください。
兄貴の髭剃りでいろんな毛を処理しましたが未だにバレてないです。



2.「結局、実力」


通用しない。第6節朝鮮大学戦、率直にそう感じた。互いに開幕4連勝で迎えた2チームによる、前期リーグ最大の山場とも言える試合。就活の4年生の穴を埋める形で初出場した。相手のキーマンとのマッチアップだということもわかっていたし、彼の特性も十分に研究したつもりでいた。できるだけの準備も十分にしたはず。緊張はしたけど、雰囲気に飲まれていたわけでもない。それでもダメだった。自分のやりたいプレーなんて1つもできなかったし、相手に精一杯ついていくだけで時間が過ぎていってしまった。結果としては0-3の完敗でシーズン初黒星。自分がチームの勢いを殺してしまった気がして苦しかったのを今でもよく覚えている。


でも、悔しかったかと聞かれれば、正直、悔しくはなかった。同じく途中交代させられた松田さんが半泣きになりながら悔しがっていたのを見て、共感することができなかった。悔しいと思えるレベルにもなかった、というべきかもしれない。試合前のなんとなくできるんじゃないかっていう淡い期待が、あまりにもはっきりと否定されたから、逆に少し清々しい気持ちにすらなった。実力が足りない。結局、ただそれだけのこと。


リーグ戦の応援席にいると、もしかすると自分でも少しは通用するんじゃないかと思う瞬間が、誰しもあると思う。ここから自分が途中出場したらワンチャン点決められるんじゃないかとか、自分がマッチアップすれば止められるんじゃないか、とか。でも実際のリーグは違う。そんなに甘くない。自分の実力以上のものが出ることなんてないし、ミラクルも起きない。自分たちより遥かにうまいA1の人たちが必死で準備して、必死で戦って、それでも負けるくらいだし。


だから、まだリーグ戦にまだ出場していない人には初出場を目標にして欲しくないと思う。リーグ戦で活躍する実力をつけること。それを目指して、日々の練習に取り組んでほしい。毎週のカテゴリーとかプレーに一喜一憂するのもいいけど、もっと長期的な視点での成長を考えないと、出場したところで自分みたいに何もできずに終わってしまうから。
前期リーグ戦で一番感動した瞬間は、間違いなく第2節の成蹊戦、中田さんのPKだった。12年で全くと言っていいほどリーグ戦に絡めなかった中田さんが、A2であれだけ活躍しながらもメンバー入りすらできなかった中田さんが、ピッチ上で躍動していた。不遇だった時期でも、中田さんはウエイトを欠かさず、食事管理を徹底し、居残り練習もしていた。だからこその活躍だった。普通なら途中で腐ってもおかしくない。でも、とにかく継続して実力をつけたからこそ、初めて出場するリーグ戦で、成蹊が相手でも十分に渡り合うことができた。(実際は多少腐っていた時期もありましたが。)そして、その努力を誰もが知っていたからこそ、あのPKが決まった瞬間のチームの熱気は格別だったのだと思う。



リーグ戦初出場はもう終わってしまった。次はリーグ戦で初めて活躍したい。現状、そのための実力はまだまだ足りない。リーグ戦で活躍する日がいつになるかはわからないし、もしかしたらその日が来ずに引退するかもしれない。でも、もしその日が来るなら、それは何事にも代え難い喜びに違いないと思う。その最高の瞬間が必ず来ることを信じて、日々の練習に全力で取り組んでいきたい。




3.最近の出来事


・阿部ちゃんがいつになったらいくちゃん離れできるか心配になってきた
・皆川は荷物集合遅れまくる問題児だからどうにかした方がいい(マジ)
・そろそろ澤根飯開きましょう



4.北畠への質問


最近のご自身のオフザピッチ事情をお聞かせください。


#44 戸塚陵介

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