2019年9月11日水曜日

「自立した選手」

1.北畠の質問への回答


 北畠はキーパーということで、瞬発力、ジャンプ力が絶対的に必要だと思います。なので下半身のプライオメトリクストレーニングに取り組んでみたらどうでしょうか。派手ではありませんが確実に効果があります。



2.「自律した選手」


  1,2年生の間ベンチを温めてきた。正しく言えば応援席でダラダラ過ごしていた。高校まで強豪チームでスタメンだったことを鼻にかけてつまらないプライドだけを守ろうとしていた。今はプライドなんて捨てたかといえばそんなことはない。今だって、自分はインハイだって出られるレベルの選手だったと思うし、自分の強さを信じている。だからこそ、リーグデビューであった5/12の成蹊戦は華々しかったと今更振り返ることがすごく嫌だ。本当は初出場なんていうお題目のもとでブログを書きたくない。512はいい思い出だけど、それに寄りかかることはそれまでの自分に失礼だと思う。その先を見越して努力してきた自分に対して。


 でも一応、5/12を振り返ってみる。思えば関西遠征ごろから体のキレが上がってきたのを感じていて、リーグが始まる頃の自分のフィジカルコンディションは最高だった。仕掛ければ抜けたし、フリーキックも全部入る気がした。第1節、ベンチ入りすら叶わなかった時はこれでもまだ足りないのかと思い情けなくなった。しかしその翌週のサタデー学習で活躍し、成蹊戦のスタメンに入ることができた。高山さんが怪我をしたところを埋める形ではあったけれど、自分で勝ち取ったものだと思ったし、そんな形で高山さん、右さんたちが自分をふつうに迎え入れてくれたことが嬉しかった。1,2年の俺ではありえないことだと思った。前日夜は死ぬほど緊張したけど、当日は「成蹊を叩きのめしてやる」としか考えていなかった。試合中もその気持ちは持続し体の調子も相まって1得点さえあげる活躍ができた。試合が終わった後は率直に嬉しかったし、この形でずっとサッカーをしたいと思っていた。スタメンでずっとア式に勝利をもたらしたいと思っていた。


 こうして振り返った時に、今自分の中にある思いは「悔しい」だ。結局、高山さんが復帰したらスタメンは外れたし、当然リーグの出場時間も減った。途中出場が続く中「早く出して欲しい」とベンチで歯がゆい思いをしながら、最近リーグを過ごしている。時々、「中田といえば前期成蹊だろ」みたいなことを言われる。こうした現状から、その言葉は心に刺さる。


 少し話が変わるが、中学時代、とても怖い監督に「自律した選手になれ」と繰り返し言われた。意味合いとしては自分で考えて行動できる、監督がいなくても自分でチームを律することができる選手になれ、ということだ。自分はこのことを常に意識してきた。1,2年の間確かにサボっているような時期もあったことは認めるけれど、それでもウェイトも食事管理もやめなかったのはそれを守ったからとも言える。(正当化するつもりはありません)体のキレが下がって、思うように速度が出ず、自分でも不調だと感じる今、自分は自律できているのだろうか。こんな状態になるまで、ウェイトのメニューを変えず、バイトの時間も増やした自分は少なくともサッカーにおいて自律できていなかったはずだ。こうして自省するとき、過去の自分に対して本当に申し訳なくなる。だから、これからは再び、自分を見失わず、自信ある、自律した選手でありたい。体のキレを戻し、万全の状態でリーグ戦のピッチに立てるようになりたい。今後、ますます自分を律することを自分に約束したい。


 明るい初出場を振り返るはずの場で主に自省をする内容になったのはおかしなことだとは思うが、自分の気持ちを言葉にして整理したいと思い、このような内容にした。厳しい目で今後の自分を見ていてもらいたい。何度でも成蹊戦のような熱狂を繰り返すと誓う。



3.最近の出来事

・ウェイトのメニューとかやり方変えたら体のキレ戻ってきました。心配して損しました。
・【悲報】一人称ワイ、バイト先で炸裂
・【朗報】一橋のマグワイヤーニキ、バイト始める



4.あべちゃんへの質問


僕は整理整頓が苦手なのですが、阿部ちゃんちはすごく綺麗でした。整理整頓のコツとかありますか?


#39 中田裕之

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