2020年2月29日土曜日

「言葉を大切にする」

1、阿部ちゃんの質問への回答

思い出に残っているおすすめの旅行先があったら教えてください。

ミャンマーがおすすめです。ご飯が美味しく観光名所も沢山あり、とても賑やかでいい雰囲気の国です。僕は人を信用しすぎてぼったくられましたが、最低限の警戒心と英語力があれば楽しめると思います。

2、「言葉を大切にする」

今まで生きてきて、自然と大切にするようになった考えや価値観がいくつかある。

小さいころ、朝ご飯に母親の作った玉子焼きがよく出た。玉子焼きがあまり好きではなかった当時の自分は、食べたくないとよくグズっていた。ある日見かねた父親に「そんなに食いたくないなら一生食うな」と怒鳴られた。小さいながらに、父親と母親の悲しそうな顔を見て、人の気も知らずにグズっていた自分自身に泣きながら愕然とした。今の自分の中にある「人の気持ちをよく考えるべき」とか「人に嫌なことはしない」とかっていう考えは、辿っていくと多分この出来事から来ている。加えてこの出来事のおかげか分からないが、今では食べ物の好き嫌いが一切なくなった。

たぶん高校の終わりくらいから、「言葉を大切にしたい」っていう気持ちが自分の中にある。そう思うようになったきっかけは忘れてしまった。話す言葉、聞く言葉、読む言葉、書く言葉、生きていく中で身の回りにある言葉を大切にしたい。

自分の言葉が人の助けになればと思うし、感情が乗っている言葉を聞くとちょっと嬉しい。逆にあまりに攻撃的な言葉とか、自己満足のアドバイスとかは、あまり好きではない。

言葉には2種類あると思う。借り物の言葉と自分自身の言葉だ。

借り物の言葉とは、本で見たとか、誰かの言ってたこととか、自分の外側から受け取ったものをそのまま使っている言葉。なんとなくいい風な上辺の言葉。
自分自身の言葉とは、自分の内面から出てくる言葉。そんなイメージ。

特に高校生の頃など、周りから吸収した言葉を身に纏って武装した気になっていた。つまり、借り物の言葉を自分の言葉だと思ってよく使ってしまっていた。
しかし、試合の前、怪我した時、誰かを支えるべき時、バンジーを跳ぶ時、肝心な場面では借り物の言葉はどこかへ吹き飛んでしまう。本当に頑張らなければいけない時には、自分の言葉だけで乗り越えなければいけないと思う。

自分自身の言葉だけで話すのは難しい。この文も極力自分の言葉で書いているつもりだが、気がつかないうちに余計な言葉が入り込んでいるかもしれない。

ただ、誰しもが自分自身の言葉を持っている。好きなものを人に勧める時、辛いものを食べた時、サッカーの中でパスを要求する時、口から出ている言葉には確かな意思があるはずだ。

サッカーが上手くなりたい、全力で練習したい、試合でいいプレーをしたい、リーグ戦で活躍したい、一部昇格したい。
自分も含め、どれだけの人が自分自身の言葉で言えるだろうか。一度考えた方がいいのかもしれない。

3、最近の出来事
・就活のおめでとうはド派手にやってほしい
・膝ガイジ飯、Fラン飯、括られ方は複雑だけど楽しみ

4、中田への質問

好きな言葉はなんですか?

#6 宮林佑汰

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